2014ファイナルでスパーズに敗れ、惜しくも3ピートの夢を絶たれたヒートの絶対エース、レブロンジェームスがアーリーターミネーションオプションを利用しFA宣言をしたことで話題を呼んでいます。
アーリーターミネーションオプション
プレイヤーオプション、チームオプションなどイマイチややこしいNBAのFAの仕組みですが、さらにアーリーターミネーションオプション・・・で結局どういうこと?!と思われる方も多いと思います。
レブロンはまだヒートと2年間契約が残っていますが、4年間の契約満了時にその契約を破棄しFAを宣言できる権利のことを言います。
これらのオプションは全て初年度の契約時に決まり、今回のレブロンに関しては、チーム・選手双方のためこのオプションを契約時に付けたようです。
ヒートに入団し、最初の年にファイナルで負け、その後連覇し、スリーピートをかけた年にファイナルで完敗・・・この展開をあたかも予測していたような契約です。
FAを宣言した理由
最も気になるのはレブロンがFAを宣言した理由ですが、まだ明らかにはされておらず、金銭的な面、さらなる高みを目指して、リフレッシュのため、チームへの不満など憶測は飛び交っています。
これらのことを考えるとまだヒートに残留するという可能性も残っていますが、その確率はとても低そうです。
ビッグ3はどうなる?!
そうなると同じような境遇にあるビック3のウェイド、ボッシュの動向も気になるところですが、レイアレンもレブロンとのプレイを希望し、引退しないという表明を出した後だけに今後も目が離せない展開となりそうです。
レブロンの移籍先
しかしどこのチームに行くんですかね?!?!まだ決めていないとレブロンは公表しているようですが、NBAの全チームが欲しい選手といっても過言ではないのでレブロン争奪戦はプレイオフ同様に白熱必至です。
噂ではレイカーズでコービー、同じFAとなったカーメロとプレイするなんていう夢みたいな話も出ていますが、NBAのこれまたややこしいサラリー制度でさすがに実現は難しいかもしれません。
NBAのサラリー制度
少しそのサラリーにも触れますと、NBAでは決められた一定額のサラリー以内でチームをつくらなくてはいけないという決まりがあます。
それを超えた場合は罰則金を払わなくてはいけません。
そしてFAの選手を獲得する時はこの決められたサラリーを超えているチームは獲得できないため、現状多くのチームがサラリーキャップを超えているので、レブロンの移籍によりそのチーム間や他を巻き込んでとても大きな選手の移動がありそうです。
現在マイアミとの契約でさえ年俸20億を超えていて、さらに上がることは間違いないので、今後のレブロンだけでないそれに絡んだほかの選手の移籍からも目が離せません。
ジョーダンでも10億なんて程遠かったのに知らぬ間にNBAのサラリーも急激に上がっているのに驚きました。
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