交渉期間も残り僅かとなったNBAのFA交渉ですが、カーメロ、レブロンなどビッグネームの契約先は未だ報道されておらず、最後の最後まで分からない展開となりそうです。
そんなFA交渉と同じように白熱必至の戦いが7/5からはじまったサマーリーグでもおこなわれています。
先日から記事にも書いていますようにサラリーキャップやFAの仕組みなどイマイチややこしい部分が多いNBAですが、サマーリーグも若干複雑です。
まず今回のサマーリーグは昨年同様にオーランド主催のものとNBA主催の2パターンでオーランド主催のサマーリーグが現在おこなわれていて、マジックをはじめとして、サンダーなど10チームが7/5から11日までにチャンピオンを決める大会形式のゲームの中で選手の育成、発掘もおこなわれます。
NBA主催のラスベガスでおこなわれるサマーリーグには残りの20チーム+Dリーグ+オーランドに参加したセブンティーシクサーズ、ロケッツ、ヒートの計24チームが7/11から20日まで同じようにチャンピオンを目指し、選手の発掘もおこなわれます。
先日、報道された日本人の富樫勇樹選手もマーベリックスのロスター候補に選出されており、こちらはさらに7/7から9日の間におこなわれるロスター選考会で選出されればサマーリーグに参加できることになります。是非期待したいですね!
ただ、サマーリーグにはNBAを目指すメンバーの他に先日おこなわれたドラフトで選出された選手のほかにもルーキーながらNBAの現役選手も参加するので、ロスターと呼ばれるメンバーに入ることは本当に難しいといえます。
そのロスターに入り、サマーリーグの中で力が認められチームと契約できれば見事NBA入りとなるわけですが、プレシーズンを経て開幕ロスターまで残らず解雇されればNBAデビューを果たすことは出来ません。
世界のバスケット人口からすると本当に狭き門であるとつくづく感じますが、そういったシステムの中であれほどのスーパープレイが見えるというのは間違いないので富樫勇樹選手には熱いエールを送り続けるしかありません。
以前NBAのコートにたった田臥選手もサマーリーグから開幕ロスターまで残りサンズへ入団していますし可能性を信じ応援したいです。
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