いよいよNBA2016ファイナルの開幕となりました。
対戦カードは昨シーズンに引き続きゴールデンステイトウォリアーズvsクリーブランドキャバリアーズです。
両カンファレンスのレギュラーシーズン首位同士の対決はまさに頂上決戦と言え、昨シーズン故障者の多かったキャブスが果たして万全の状態ではどのような結果になるのかとても楽しみです。
ゲーム展開
ウォリアーズのホームコートで初戦はおこなわれました。
第1クォーターから圧倒的な点差をつけることもあるウォリアーズですが、ファイナルはやはり雰囲気が違っていて、じわりじわりと点差をつけていきます。
第1クォーターを28-24の4点差でウォリアーズがリードすると、第2クォーターはさらに点差を広げ前半終了時点でのスコアは52-43となりました。
もっと点差がつくかもっと均衡するかと予想していましたが、何とも言えない点差で後半を迎えます。
第3クォーターは、逆にキャブスがリードする展開で、第4クォーター開始時点でウォリアーズの6点リードとどちらに転んでもおかしくないスコアとなりました。
第3クォーターには、スティーブカーヘッドコーチがタイムアウト中に作戦ボードを殴って割るシーンが話題となっていますが、負けられないホームゲームで点差を詰められるというのはヘッドコーチからするとそれほどのことだったのでしょう。
その甲斐あってか第4クォーターは再びウォリアーズがリードを広げ、結果的に104-89でウォリアーズが勝利しています。
個人スタッツ
勝利したウォリアーズは、普段見ることのできないようなスタッツとなりました。
スコアリーダーはショーンリビングストンの20点となっていて、ステファンカリーは11得点フィールドゴール確率26.7%、クレイトンプソン9得点フィールドゴール確率33.3%としています。
それでもチーム内で2ケタ得点が7人となっていて、レギュラーシーズン73勝という新記録を打ち立てたチームの底力といったところでしょうか?!
一方のキャブスは、アービング26点・レブロン23点・ラブ17点としていますが、こちらも確率がいつもより低い数字となっています。
3人以外の2ケタ得点者はトリスタントンプソンの10点のみで、チーム全体で得点を挙げることが困難だったことが伝わってくるスタッツとなっています。
それでもレブロンは、9アシスト12リバウンドと相変わらずキングなスタッツを残しています。
第2戦はどうなる?!
第2戦もウォリアーズのホームコートでおこなわれますので、今日のゲームも含めてウォリアーズが勝利するとみているファンも多いでしょう。
ただ、ここまで来ると誰かが大当たりすれば勝利につながることも少なくないので、両チームに爆発力をもった選手を多く抱えるこのカードは正直やってみないと分からないというのが本音ではないでしょうか。
ファイナル開幕前に今日のようなスタッツを予想できた人はおそらく少ないでしょう。
第2戦もファンの期待を裏切るようなドラマチックな展開に期待したいものです。
第2戦は日本時間の6/6月曜日、午前9時ティップオフです。毎年ですがライブで見にくい時間です・・・
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