ウォリアーズの2連勝でスタートしたNBA2016ファイナルですが、第3戦はキャブスのホームに移りおこなわれました。
第2戦では、大きな点差をつけてウォリアーズが勝利したため、すでにウォリアーズの優勝ムードも流れていましたが第3戦を終えてまた冷静にファイナルを観戦できるようなゲーム展開となりました。
ゲーム展開
ゲーム開始から負けられないキャブスが猛攻に出てどんどんと点差を広げていきます。
第1クォーターのスコアは33-16とウォリアーズ顔負けのスタートダッシュをキャブスが決めました。
第2クォーターは逆に27-18とウォリアーズがリードしたためキャブスファンはやや不安になったかもしれませんが、その後はキャブスが点差をさらに広げていき結果的に120-90の30点差で勝利しています。
動画を見るとホームコートの強みというのをとても感じます。ウォリアーズの選手も時折いいプレイを見せていましたが、声援があれではやはり乗り切れないといった雰囲気でした。
キャブスの好ゲームの後ですが、そう考えるとホームコートのゲームが1試合多いウォリアーズがまだまだ有利だと改めて感じてしまいます。
個人スタッツ
キャブスはレブロンとアービングで62点と大暴れでした。JRスミスの3ポイント5本を含む20得点やトリスタントンプソンのFG確率の高い14得点も今シーズンのキャブス象徴といえるかもしれません。
ケビンラブが第2戦の脳震盪の影響からか欠場していましたが、次ゲームはビッグ3揃っての活躍に期待したところです。
一方のウォリアーズですが、カリー19得点、イグダラ11得点、トンプソン10得点と沈黙しています。
第1戦のようにベンチメンバーが爆発したわけでもないのでこのような点差になることは致し方ないでしょう。
キャブスのチームFG確率が52.7%なのに対し、ウォリアーズは42.1%とスタッツの面からみてもウォリアーズにとっては厳しいゲームとなりました。
第4戦に向けて
NBAの公式ページには、「キャブスが一矢報いる」と書かれていましたが、なんかちょっと違うんじゃないかと感じてしまいました。一矢報いるって負けそうなチームのことでしょ・・・
言葉のあやかもしれませんが、ウォリアーズがホームで連勝しただけの話では?!ウォリアーズが勝つと公式サイトも思っているのか?!と感じました。まだファイナルは始まったばかりと悠長に見ているのは管理人だけでしょうか?!
今も昔も第5戦が面白いんだよ・・・
話が少しずれましたが、第4戦はケビンラブの出場にも注目が集まります。ビッグ3のさらなる活躍が見られるのか、ウォリアーズがオフェンスを修正し勝利してくるのか目が離せません。
第4戦は日本時間の6/11土曜日、午前10:00ティップオフです。BS1で放送があるのでライブで観戦できる方はお忘れなく!
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