NBAセンターの新時代を築くアンソニーデイビス

2020-21シーズン

2020-21シーズンは怪我に苦しめられたシーズンとなりました。

シーズン中盤にふくらはぎの張りとアキレス腱の炎症により長期離脱し、シーズンは36試合の出場にとどまりました。

プレイオフではファーストラウンド第4戦で左鼠径部を痛めて途中退場し、第5戦は欠場、第6戦は出場しましたが開始約5分で再び左鼠径部の痛みを訴え途中退場しそのままゲームに戻ることは出来ませんでした。

チームもサンズに2-4で敗れシーズンを終えています。

前シーズンが新型コロナウィルスの影響で大きく遅れ、ファイナルまで進んだレイカーズとヒートは特にチーム状況がよくありませんでした。

2021-22シーズンも、デイビスは怪我に苦しみました。

シーズン序盤は元気な姿を見せていましたが、中盤から終盤にかけて欠場が続き40試合の出場にとどまり、チームもプレイオフ進出を逃しました。

過去2シーズンとは違い、力強いプレイを続けたデイビス。

56試合に出場し、チームをプレイオフに導きました。

ウェスト7位ながら、ファーストラウンドで2位のグリズリーズを降したレイカーズは、カンファレンスセミファイナルでウォリアーズも4-2で退けました。

カンファレンスファイナルで、ナゲッツと対戦したレイカーズ。

初戦から40点を挙げるなど、デイビスは変わらない活躍を見せましたが地力の差が出て0-4のスイープでシーズンを終えました。

2023-24シーズンもレイカーズでプレイしたデイビス。

キャリア最高となる76試合に出場し、健康にシーズンを過ごしました。

平均24.7得点12.6リバウンドの安定した活躍で、チームをウェスト7位でプレイオフに導きました。

ファーストラウンドで上位のナゲッツと対戦したレイカーズ。

デイビスは積極的にヨキッチにアタックし、攻守にわたる活躍でチームを引っ張りました。

しかし、第2戦では20点差をひっくり返されるなど3連敗を喫すると一矢は報いたものの、1-4で敗れシーズンを終えました。

USA代表に選ばれたデイビス。

エンビード、アデバヨと共にチームのリング下を支えました。

セルビア戦であわやというシーンもありましたが、決勝のフランス戦でもしっかりと勝ちきり、金メダルを獲得しています。