シリーズを2-2のタイとしたバックスとラプターズのカンファレンスファイナル。
運命のGame5は、バックスのホームでおこなわれました。
Game5
序盤から2ケタ得点をリードしたホームのバックス。
それでもラプターズは、第2クォーターで踏ん張り後半は1点を争うゲーム展開となりました。
第4クォーター序盤にラプターズが逆転しリードを奪うと、そのままバックスは1ケタ点差の中追いつくことが出来ず、結果的に105-99でラプターズが勝利しファイナルへ王手をかけています。
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 計 | |
TOR | 22 | 24 | 26 | 33 | 105 |
MIL | 32 | 17 | 26 | 24 | 99 |
個人スタッツ
ラプターズでは、カウイレナードが35得点を挙げスコアリーダーとなっています。
スリーポイントを5/8に加えて、9アシストも挙げながらアデトクンポにマッチアップするという超人芸です。
フレッドバンブリートが21得点で続き、おそらくGame5に勝利した最大の要因と言えるでしょう。
スリーポイントを7/9で沈め、ターンオーバーは0と+/-でも断トツトップの+28としています。
カイルラウリーが17得点、パスカルシアカムが14得点で続きますが、FG確率は共に3割台とあがりませんでした。
敗れたバックスでは、ヤニスアデトクンポが24得点を挙げスコアリーダーとなっています。
FG確率は5割としていますが、ラプターズディフェンスに対応されていた感は否めません。
スタートメンバーは、ミドルトン以外2ケタ得点を挙げFG確率も悪くありませんでした。
チーム全体のFG確率も、ラプターズの36.9%に対しバックスは45.2%と大きく上回っています。
ただラプターズの方が8本多くスリーポイントを沈め、フリースローによる得点も12点多かったのが勝敗の分かれ目となりました。
最後に
運命のGame5をアウェイで勝利したラプターズ。
2-2のタイからGame5に勝利したチームが、シリーズを勝ち抜く確率は7割を超えるためラプターズは大きくファイナルへと近づきました。
しかもGame6はラプターズのホームでおこなわれます。
このままアデトクンポも黙っているとは思えませんが、レナードが大崩れする姿も想像できないのでいずれにせよタフなゲームとなるでしょう。
アデトクンポの捻挫が、Game6に響かないことを願うばかりです。
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