ウェスタンカンファレンスファイナルで、プレイオフファーストシードのスパーズがその力を存分に発揮しています。
第1戦を122-105と圧勝ともいえるスコアで勝利したのに続き、第2戦も112-77という信じられない得点差で勝利しました。
もちろんホームコートというメリットは大きいですが、最大点差35点というゲームをレギュラーシーズンでウェスタンカンファレンスの首位を争った2チームが展開するとは正直誰も予想していなかったでしょう。
スパーズの好ディフェンス
リーグ5位の平均得点力106点をほこるサンダーに対し、77点におさえこむディフェンスには脱帽です。
平均得点30点を超える得点王のデュラントでさえ15得点におさえられました。
また、もう一人の稼ぎ頭であるウェストブルックも同じく15得点とふるわず、どちらか1人が点数が低いことはあっても2人とも20点以下というゲームはシーズンでも少ないでしょう。
それほどまでにスパーズのディフェンスが素晴らしかったというほかありません。
35点差というとバスケではとんでもない数字で、3戦目でホームコートに戻るサンダーにとって影響が残らないことだけを祈りたいです。
スパーズらしいオフェンス
一方快勝したスパーズのオフェンスですが、5人が二桁得点を記録するスパーズらしい責め方で、最多22得点をとったトニーパーカーを筆頭に、ダンカン、ジノビリもいつもとおりの活躍でした。
チームスタッツ
これだけスコアが離れるとスタッツにも大きく差が出るものですが、フィールドゴールはスパーズ50%に対し、サンダーが39.3%、3ポイントはスパーズ39.1%に対し、サンダー10%と思いっきり出ていました。
3ポイントに関しては、スパーズはダニーグリーンが10本中7本成功という素晴らしい結果だったのもありますが、サンダーは20本打って2本という残念な結果に。
またリバウンドでもスパーズ53本に対しサンダー38本と差がつき、第1戦同様にサンダーのスターターであるイバカがいない影響はとても大きく感じます。
ここまで差があるとこのままスパーズで決まりな気がして来るほどですが、管理人はプレイオフ開幕前にサンダーを推しているので第3戦からの気持ちを切り替えた戦いぶりに期待したいです。
コメント