昨シーズンチャンピオンリングを獲得したクリーブランドキャバリアーズ。
シーズンオフに各チームがビッグネームのトレードを続ける中、キャブスは大きな移籍なく今シーズンを迎えました。
シーズン序盤はメンバーの入れ替わったチームが注目されがちですが、そんな中で開幕5連勝で第6戦を迎えています。
キャブス第6戦vsシクサーズ
シクサーズのホームコートで行われたゲームでしたが、ここまで5連勝のキャブスと4連敗のシクサーズの勢いの差が出たのか第1クォーターは34-19と大きくキャブスがリードします。
昨シーズンイースタンカンファレンスの1位と最下位の対戦となるためこの時点で大勢を決したと思ったファンも少なくないでしょう。
しかし、そこからホームシクサーズがじわりじわりとその差を詰めていきます。
第2クォーター27-23、第3クォーター、34-25、第4クォーター21-20と全てシクサーズがリードしますが、僅か1点届かずに勝負所で粘りを見せたキャブスが結果的に102-101で勝利しています。
最後のターンオーバーの判定は微妙とも言えますが、審判のジェスチャーでは足に当たったと言っていますが、スローで見ると最後はシクサーズのプレイヤーが足ではないにしてもボールに触れているように見えました。
これでキャブスは開幕6連勝とし、敗れたシクサーズは開幕5連敗となっています。
個人スタッツ
このゲームでキャブスのフィールドゴール確率は40.7%とシクサーズの46%を大きく下回っています。
常に確率の高いレブロンジェームスでさえも5割を切っていて、キャブスファンとしてはフラストレーションのたまるゲームとなったでしょう。
それでもレブロンは25得点8リバウンド11アシストを記録していて、ケビンラブは20得点11リバウンドとしています。
カイリ―アービングは珍しく大ブレーキで、フィールドゴール確率17.6%(3/17)としていて、シーズンを通してもあまり見ることのないほど悲惨なゲームとなりました。
最後のワンプレイでのパスミスもプレイオフやファイナルであれば大変なことになっていたでしょう。
敗れたシクサーズでは、実質今シーズンがデビューシーズンとなるジョエル・エンビードが類まれなその才能をこのゲームでも発揮させます。
レブロンのレイアップをあそこまで思いっきりブロックした選手はこれまででも数えるほどしかいないでしょう。
22得点6リバウンドのスタッツを残していて、アウトサイドシュートも見事でしたがやはりインサイドで力強く今後もプレイしてほしいものです。
次ゲームの対戦相手と放送予定
次ゲームは、シクサーズがユタジャズ。キャブスがハワードの移籍したアトランタホークスとなっています。
キャブスvsホークスはWOWOWで放送予定です。
コメント