昨日のダンクコンテストやスリーポイントコンテストも盛り上がりましたが、やはりオールスターゲームはこれまでにも様々なドラマやスーパープレイを輩出した特別なものです。
近年は、試合というよりはショーの要素が強いといった意見も多いですが、2017オールスターゲームはどのような展開になったのか見ていきましょう。
ゲーム展開
まあゲーム展開というというのはやや大げさなほど今年度も激しい点の取り合いになりました。
ディフェンスはやらないという暗黙のルールでも出来たんでしょうか?!
east | west | |
1Q | 53 | 48 |
2Q | 39 | 49 |
3Q | 47 | 47 |
4Q | 43 | 48 |
計 | 182 | 192 |
192-182で3年連続ウェストの勝利となりました。
昨年に引き続き超ハイスコアとなり、今回も様々な意見がweb上を飛び交いそうです。
ディフェンスには力入っていませんが、オフェンスには真剣なのでこれはこれでいいのかなとも思います。
個人スタッツ
気になる今年度のMVPは、ペリカンズのアンソニーデイビスが選出されました。
オールスターゲーム記録となる52得点を叩き出したデイビスは地元開催で見事な活躍をファンに見せつけてくれました。
フィールドゴール確率66.9%とチームの最多出場時間もプラスして仲間の後押しがあったとはいえ素晴らしい活躍でした。
2年連続でMVPを獲得していたウェストブルックも41得点と好調でした。しかもウェストブルックの出場時間は19分台とデイビスの2/3以下です。
相変わらずのビースト振りですが、ケビンデュラントからのアリウープがなぜだかドギマギしてしまいました。ダンクの後目も合わせない2人…溝は相当深いんでしょうか…ついこないだも言い合いしてましたし…
そんなデュラントが21得点とカリーと同スコアで続いています。
ウォリアーズからはトンプソンとグリーンも出場していますが、それぞれ12得点、2得点としています。
一方のイーストでは、ヤニス・アデトクンボが30得点でハイスコアとしています。
23歳NBA3年目で初のオールスターとなったアデトクンボは、今シーズンここまで平均23.4得点の活躍を見せていて、今後の更なる活躍に期待が持てそうです。
ファン投票で1位を獲得したレブロンジェームズとカイリ―アービングのキャブスコンビがそれぞれ23得点、22得点とアデトクンボに続きます。
アービングは14アシストも記録していて、シーズン後半もキャブスの勢いは止まりそうにありません。
最後に
祭典は終了となり日本時間の2/24からレギュラーシーズンが再開されます。
オールスター前後は選手にとってもいいオフとなるため、ここからがプレイオフに向けた本当の順位争いとなるでしょう。
ウェストは、7位のサンダーと8位のナゲッツの差が7.5ゲームとやや開いているため、7チームでの激しい順位争いが予想されます。
逆にイーストは、6位のペーサーズから14位のマジックまで8.5ゲーム差とプレイオフ枠争いが激しくなりそうです。
ネットやSNS上では、キャブスとウォリアーズのファイナルを示唆するようなコメント、画像を多く見かけますが、何が起こるかまだまだ分からないレギュラーシーズン後半も楽しみでなりません。
期待を膨らませながらオールスターゲームのTOP10と一緒に今回はこのあたりで。
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