ウォリアーズの2連勝で始まったNBA2017ファイナル。キャブスのホームに移り第3戦が日本時間の6/8におこなわれました。
ウォリアーズはプレイオフに入り14連勝とNBA記録を伸ばしていますが、前王者のキャブスにとっては絶対に負けられない1戦となりました。
ゲーム展開
ファイナルに相応しい一進一退の続くゲームとなりました。
序盤はややウォリアーズペースかとも思われましたが、第1・2戦とは違い、第3クォーターでキャブスが逆転しリードを奪います。
第3クォーターを終えて94-89とリードしたキャブスは、第4クォーターもそのままの勢いで攻め続けますが、残り2分半あたりから得点が止まり、6点差を逆転されて結果的に118-113でウォリアーズが勝利しています。
残り2分半前後で6点リードし、キャブスのオフェンスの段階で「キャブスの勝ちかな」と思った方が世界中にごまんといるでしょう。
管理人もその一人です・・・
ファイナルのゲームで残り2分半が11-0のアウェイチームのスコアリングランになるとは・・・ウォリアーズはホントに恐ろしいチームです。
個人スタッツ
ウォリアーズでは、ケビンデュラントが3試合連続となる30点オーバーの31得点を挙げ終盤の逆転ショットも沈めています。
確率も5割を超えていて、KDのシリーズかと思わせるほどです。
そしてクレイトンプソン30得点、ステファンカリー26得点と続きます。
スプラッシュブラザーズ2人で20本放ったスリーポイントは11本決まっています。
デュラントと合わせると15本のスリーポイントを含む87得点とウォリアーズにとっては今シーズンを象徴するようなゲームとなりました。
また、ウォリアーズには珍しく、それ以外の選手で2桁得点を挙げた選手はいません。
敗れたキャブスでは、レブロン39得点、アービング38得点と二人で77得点を挙げるとんでもない活躍を見せています。
しかし、ケビンラブがスリーポイント1/7を含むフィールドゴール確率1/9の9得点にとどまり、あと一歩のところで勝利を逃しました。
コーバーやJRスミスも要所で3ポイントを沈めていた印象は強いです。
スイープとかさすがにないよね・・・
管理人はファイナル前にキャブスの優勝を予想しています。
すでに確率はとても低いものになってしまいましたが、このままスイープなんてことになったら今年のプレイオフはホントにウォリアーズ劇場だけで終わってしまいますね・・・
どちらかの熱狂的なファン以外は少しでも多くの好ゲームが見たいというのが本音で、もう少し様々な展開を予想したいものです。
第3戦は、レブロンとアービングが覚醒した昨シーズンファイナルの残り3ゲームのようなゲームでしたが、それでも逆転してしまうウォリアーズ・・・あまり書きたくありませんが、第3戦を終えてウォリアーズの優勝を確信したファンも少なくないでしょう。
昨シーズン1-3から史上初の逆転優勝を果たしたキャブスですが、今シーズンは0-3からというまた史上初の記録を狙うことになってしまいました。
とりあえず第4戦に勝利し、なんとか雰囲気を変えてほしいところです。
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