アウェイで2連勝としながらも、ホームの第3戦を落としたクリーブランドキャバリアーズ。
気の緩みなのか、レブロンジェームズの不調が影響したのか定かではありませんが、第4戦もキャブスのホームコートで日本時間の5/24におこなわれました。
ゲーム展開
第3戦の勢いそのままに、序盤はセルティックスペースでゲームが運びます。
第1クォーターを29-19とし、世界中のNBAファンが、あれ?!なんかおかしいと感じたことでしょう。
第2クォーターに入るとキャブスも引かず、28-28としたため、前半を57-47のセルティックス10点リードで折り返します。
第3クォーターに入ると、キャブスはカイリ―アービングを中心に一気に追い上げ逆転を果たしました。
第3クォーターのスコアは40-23となっていて、ギアを入れたキャブスの恐ろしさを見た気がします。
第4クォーターでさらに点差を広げたキャブスが結果的に112-99で勝利しています。
第4戦を見ていて一番思ったのは、セルティックス強いな・・・という方も少なくないでしょう。
負傷していないアイザイアがいればもっと面白いシリーズになっていたことは間違いなさそうです。
個人スタッツ
勝利したキャブスでは、カイリ―アービングがプレイオフキャリアハイとなる42得点を記録しています。
スリーポイント4/7を含むフィールドゴール確率は15/22の68.2%としています。あのドライブは何度も見たくなるほど最後のフィニッシュまで本当に美しいです。
第3戦で不調だったレブロンジェームズは、まだ本調子でないようですが34得点の活躍を見せています。
フリーのダンク失敗には世界中からどよめきが起きたことでしょう。
ケビンラブも17得点17リバウンドとキャブスのビッグ3もやはり半端ではありません。3人で93得点を叩き出しています。
その他の選手は一桁得点ですが、ハイライトを見ても分かるようにポイントでしっかりと得点していた印象です。
JRのリバウンドタップ・・・素敵・・・
一方のセルティックスは、4人が15得点以上を挙げるチームプレイで対抗しました。
特に、ホーフォードのプレイをキャブスは嫌がっていたように感じます。
第3戦で爆発したマーカススマートは、フィールドゴール確率11.1%の8得点と沈黙していて、アイザイアのいない弱みがこのあたりに出ているように思えます。
第5戦はボストンで開催
キャブスがファイナルへ王手をかけましたが、第5戦はセルティックスのホームコートでおこなわれます。
第1・2戦をホームで大敗しているセルティックスとしては、なんとか地元でいいゲームをし、勝利したいところでしょう。
キャブスは、ファイナルへ向けてこれ以上タフなゲームを続けたくないというのが本音だと思うので決めに来ると思われるので、これまたおもしろいゲームになりそうです。
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