アメリカが圧倒的な強さで連覇を果たし終焉したFIBAバスケットボール・ワールドカップ2014ですが、クリーブランドキャバリアーズのエースガード、カイリーアービングがMVPに選出されました。
アービングは、予選から9試合全試合に出場していて、プレイタイムはチーム最多となる平均24.3分とコーチ陣からの信頼や調子のよさが見て取れます。
1試合平均の個人スタッツでは、得点が12.1得点でチーム5位、アシストが3.6アシストでチームリーダー、スティールが1.9アシストでチーム2位とポイントガードとして申し分のないスタッツを残しています。
圧巻なのはフィールドゴール確率で、45/80の56.1%としていますが、3ポイントが14/23の60.9%と2ポイントの54.4%を上回っています。
さすがコンテストチャンピオンと言えますが、やはりNBAに比べれば各ゲームの点差から考えても相手ディフェンスが甘く感じるのでしょう。世界大会なんですが・・・
決勝戦では26得点をマークしスコアリーダーとなっていますが、3ポイントが6/6の100%、2ポイントが4/7の57.1%でフィールドゴール確率10/13の76.9%と尋常じゃない数字を残してます。
来季からレブロン、Kラブが加わるキャブスがどんなチームになるか今から楽しみで仕方ありません。
正直MVPにはステファンカリー、クレイトンプソン、ジェームスハーデン、ケネスファリード、アンソニーデービス、カイリーアービングの6人なら誰が選ばれてもおかしくありませんでしたが、決勝でのアービングのパフォーマンスは凄すぎました。
アービングはこれで、NBAの新人王、3ポイントコンテスト、オールスターMVPに続きビックタイトルを獲得したことになりますが、来季から新ビッグ3となるキャブスで、シーズンMVP、チャンピオンリング、ファイナルMVP、NBAファーストチームなど更なるビッグタイトルに期待したいところです。
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