先日、マイアミヒートの絶対エースでありNBAを代表するプレイヤーであるレブロンジェームスがFAを宣言し、その動向に注目が集まっていますが、これまで沈黙をまもってきた同じくマイアミヒートのドウェインウェイドもFAを宣言したと報道されました。
今季スリーピートをかけたファイナルでスパーズに完敗ともいえる敗北を喫したヒートでしたが、このタイミングでビッグ3全員にアーリーターミネーションオプションが行使できることは偶然とは思えないほどです。
残るクリスボッシュもFAを宣言するということが大方の予想として見られ始めていて、4年間に渡りイースタンカンファレンスのチャンピオンに君臨したマイアミヒートが完全に崩壊する危険性を迎えています。
こちらは2年前のファイナルの映像ですが、ヒートの動きが今シーズンのファイナルよりも明らかにいいことに驚きますね・・・
メンバーも両チームともそれほど大きくは変わっておらず、スパーズは今シーズンと変わらない強さですが、ヒートの低迷ぶりはこれを見ると再認識してしまいます。
スパーズの強さばかりが目立ち、レブロンの1試合目のアクシデントが大きく響いたと思われた今シーズンのファイナルでしたが、すでに元王者の崩壊は始まっていたのかもしれません。
しかし、ヒートの球団社長であるパットライリーは各選手の残留にも強気な姿勢をみせていて、これらのFA騒動の前にヒートに必要なのは再建ではなく選手ひとりひとりの気持ちの切り替えだと話していたように、もう一度大方昨シーズンのメンバーを中心にチャンピオンリングを狙うつもりのようです。
そのためには、各選手が減棒受け入れる必要があり、そうなればサラリーの浮いた分でより有能な選手の獲得も可能なのであながち夢物語ではありません。
ただ、今のNBAでNo.1ともいわれるレブロンが減棒を受け入れることは少し考えにくいです。
レブロンもウェイドも年俸20億円を超えているので少しぐらい減っても・・・と管理人は思ってしまいますが、普通の人間にはもう分からない世界です。
ウェイドに関しては、今シーズンのファイナルでは予想外の不調に涙を呑んだファンも多いですが、上の動画のようなプレイは膝の怪我からか全く見ることが出来ず、独特のステップやフローターシュートで得点は重ねていましたが、その身体の重さばかりが気になりました。
正直、今の年俸以上の金額を払ってまで獲得するチームがあるのか?!とも思ってしまうほどですが、3回のチャンピオンリングを獲得した経験はなにごとにも変えがたいものなのは事実で、どのような展開になるか非常に楽しみです。
7月1日からいよいよ交渉が始まりますが、ヒートの選手を中心に目が離せない日が続きそうです。
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