オフシーズンながらFA交渉やサマーリーグと話題の絶えないNBAですが、日本人でNBA入りを目指す富樫勇樹選手が、サマーリーグのシャーロットホーネッツとのゲームで素晴らしい活躍を見せてくれました。
ゲームはホーネッツの劇的なブザービーターにより1点差でマブスが敗れていますが、富樫選手はこれまでで最も長い11分弱ゲームに出場し、初得点にプラスして合計で12得点を挙げる活躍でファンを魅了しました。
富樫選手は3ポイントを2/2で成功させ、フィールドゴール確率は3ポイントも含めて5/7と素晴らしいスタッツを残しています。
なによりもこれまでとは違い1.2.3Qで得点を重ねたというのが更なる期待を持たせてくれます。
会場ではTOGATOGAと声援が聞こえるシーンもあり、コメンテーターが英語でTOGASHIと言うときの発音もかなりいい感じです。
NBAの公式サイトでも特集動画が組まれて全世界に配信されています。
NBAのサマーリーグと言っても現役選手や先日おこなわれたドラフト1巡目の選手も出場していますし、そんな中で167cmの日本人が11分弱の出場で12点も取ったら新聞の一面でもいいくらいだと管理人は思いますが、いかんせん日本ではそうはならないでしょうね・・・
先日女子のU-17が世界のベスト8に入った時もほとんど報道されていませんし・・・
しかし、富樫選手のようなプレイヤーがたくさん出てこればそういった風潮も変わっていかざるをえないでしょう。
次は田臥選手も所属したサンズとの対戦が予定されていますが、今回の活躍でより長いプレイタイムが与えられればアピールの場はさらに広がります。
日本人のバスケット・NBAファンとして、サマーリーグの先を目指す富樫選手に次のゲームも日本からエールを送り続けたいですね。
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