今季オフに移籍も噂されたカーメロアンソニーでしたが、ニックスへ残留を決めました。
先日おこなわれた2014-15シーズン第3戦VSシャーロットホーネッツ戦では、NBA史上40人目となる20,000得点を記録しています。
20,000得点までの道のり
NBAを代表するスコアラーでもあるカーメロアンソニーですが、シーズン得点王にも輝いた経験を持ち、キャリアでの1試合平均得点は25.2得点と歴代得点2位のカールマロン25.0得点を上回るほどです。
単純に1試合で20得点を取っても1,000試合かかる記録です。
NBAのシーズンが82試合ですから、長岐に渡り活躍できるプレイヤーのみが達成できる素晴らしい記録と言えます。
プレイだけでなく顔も含めた容姿もかっこいいことから、日本でもファンがとても多いNBAプレイヤーの1人です。
強力なダンクやインサイドプレイをしたかと思えば、きれいなフォームと繊細なタッチから放たれるアウトサイドシュート。
ディフェンスに一瞬の隙も与えてくれない、まさにスコアラーと呼べるプレイヤーです。
2014-15シーズン
昨シーズン自身初のプレイオフ進出を逃したニューヨークニックスで、完全FAとなりながらチームへ残留し、フィルジャクソン球団社長やデリックフィッシャー新ヘッドコーチとチャンピオンリングを目指すカーメロアンソニーにとって、ビッグな記録の達成が何かしらの弾みとなることは間違い無さそうです。
開幕戦のブルズ戦こそ24点差の大敗を喫したものの、次のキャブス戦に続きホーネッツ戦でも接戦をものにしチームは連勝となっています。
新導入されたトライアングルオフェンスがどれほどチームに浸透しているのか定かではありませんが、100%ということはありえないと思われるので今後のチーム力向上に更に期待が持てます。
怪我人も今のところ出ていませんし、キャブスやブルズ、ヒートと言ったイースタンカンファレンス上位予想チームにどんどん食い込んでいって欲しいです
ホーネッツ戦では、キャブス戦同様にゲームを決めたのはカーメロアンソニーのジャンプシュートでしたが、1分23秒の時点からニックスにも点が入っていないところが気になります。
点を取られてないからよかったものの、上位チームが相手ならあっさりと逆転を許してもおかしくないです。
もちろんゲームの流れがあるので一概には言えませんが、こういった部分を見ると、ふと昨シーズンを思い出してしまいます。
言ってもまだ3/82試合なので、今後カーメロアンソニーを中心にトライアングルオフェンスが更に機能していくことを願うばかりです。
ニックスの次ゲームは、ポールピアスが移籍しジョンウォールも好調なワシントンウィザーズとなっています。
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