日本女子バスケットが決勝トーナメント初戦で敗れてしまったため、残りの楽しみは男子USA代表という方も少なくないのではないでしょうか?!
女子に引き続き男子の決勝トーナメントも開幕しましたが、アメリカ代表は初戦でアルゼンチンと対戦しました。
アメリカとアルゼンチンと言えば、これまでにも世界大会で幾度となく素晴らしいゲームを見せてくれていますが、予選リーグ終盤に思った以上に苦戦を強いられたアメリカが決勝トーナメントでどのようなゲームを見せてくれるのか楽しみなところです。
アメリカとアルゼンチンは7月にエキシビジョンマッチをおこなっており、その時は111-74でアメリカが勝利しています。
エキシビジョンマッチでは、アメリカ代表がセーフティーリードを保ったまま終始ゲームを進めましたが、本番ではどのような展開になったのでしょうか?!
第1クォーターは、25-21でアメリカリードと競ったスタートとなりました。
しかし、第2クォーターでアメリカが31-19と引き離し、前半終了時点で56-40と16点リードします。
さらに第3クォーターも31-21としたアメリカは26点リードとし、結果的に105-78の27点差でアメリカが勝利しています。
アメリカ | アルゼンチン | |
1Q | 25 | 21 |
2Q | 31 | 19 |
3Q | 31 | 21 |
4Q | 18 | 17 |
105 | 78 |
予選リーグでアルゼンチンやセルビア、フランスと1ケタ点差のゲームが続いていたので、アメリカを応援する方にとっては安心できるゲーム展開となりました。
アメリカのスコアリーダーはケビンデュランの27得点となっていて、スリーポイント7/9(78%)を含むフィールドゴール確率は69%と素晴らしいプレイを見せてくれました。
その他にもポールジョージが17得点、デマーカスカズンズが15得点、カイリーアービングが11得点を記録しています。
カーメロアンソニーが30点取ったり、クレイトンプソンが30点取ったりと毎ゲームスコアリーダーが変わるのもアメリカの強さの証拠でしょう。
ハイライト動画が出ていないため、唯一見つけたデローザンの360°ダンクをお楽しみください。
また、アルゼンチン代表ではマヌジノビリが約26分出場していて14得点を記録しています。
ジノビリもおそらく最後のオリンピックとなりそうなので、最後にアメリカとのゲームが見れたことに喜びを感じたファンも多いでしょう。
アメリカの準決勝の相手はスペインとなっていて、北京、ベルリンでは決勝のカードです。
今大会はスペインに以前ほどの強さを感じませんが、どのようなゲームになるのか楽しみなところです。
下の動画は2008年におこなわれたベルリンオリンピックの決勝の様子です。アメリカが勝利していますが、この時のアメリカのメンバー相手にここまでのゲームを展開できるスペインも今考えれば恐ろしいです。
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