日本人のメダル獲得速報が毎日のように届きますが、バスケットファンのお目当てはアメリカ代表バスケットチームという方も少なくないでしょう。
日本は女子チームがオリンピックに出場していて決勝トーナメントも近づいていますが、男子はやはり日本が出場していないこともあってドリームチームやNBA選手のいる国に注目が集まるのは致し方ありません。
そんな中、USA代表の予選第3戦がオーストラリアとおこなわれました。
ここまで2連勝同士の対決となりましたが、オーストラリアにはNBAで活躍する選手が数名います。
スパーズのパティ―ミルズ、ウォリアーズのアンドリューボーガット、キャブスのマシューデラベドバと言えばNBAファンなら誰もが知るプレイヤーと言っても過言ではありません。
開始早々から接戦となったゲームは前半を終えて54-49でオーストラリアがリードする意外な展開となります。
しかし、後半に入ると自力で勝るアメリカ代表がじわりじわり追いつき追い抜き、結果的に98-88でアメリカが勝利しています。
いくらオーストラリアにNBA選手が多いといってももう少し点差のついたゲームを想像していた方も多いと思われますが、ややアメリカの金メダルに不安を残すゲームとなったかもしれません。
オーストラリアはスパーズのパティ―ミルズが30得点の活躍でチームを引っ張りました。ミルズはここまで3ゲーム全てで20得点オーバーの活躍を見せています。
また、ボーガッドが15得点3ブロック、デラバドベが11得点11アシスト7リバウンドと期待通りの活躍を見せています。
一方のアメリカ代表は何といってもカーメロアンソニーの31得点8リバウンドが印象的でしょう。
スリーポイント確率8/15とロンドンオリンピックのゲームを思い出した方も少なくないのではないでしょうか?!
カイリ―アービングが17得点と続きますが、第4クォーターの勝負所で12得点としています。
残り1分35秒、アメリカ4点リードで沈めた3ポイントは2016ファイナルのラストショットを彷彿とさせるものでした。
次ゲームは、アメリカがセルビア、オーストラリアが中国となっています。
両チームの決勝トーナメント進出はほぼ間違いなさそうですが、メダルに向けてさらなる好プレイに期待したいところです。
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