開幕から5連勝と乗りに乗っている今季のヒューストンロケッツ。
昨シーズンの王者サンアントニオスパーズと対戦し、98-81と大きな点差で勝利をおさめ開幕6連勝となりました。
ゲーム展開
ロケッツのホームゲームでしたが、序盤からリードを広げ、第3クォーター終了時に26得点差と早々にゲームを決めてしまいます。
第4クォーターこそスパーズがリードしますが、メンバーも変わっているので今回はロケッツの圧勝といったところでしょう。
ただ、スパーズはティムダンカンとマヌジノビリが、ポポビッチヘッドコーチの判断で欠場となっているので、チーム力がどうこういうゲームとは言えないかもしれません。
スパーズのプレイ
スパーズは、誰もが見入るチームプレイとは少しかけ離れたオフェンスでした。
主力メンバーの欠場に加えて、アウトサイドシュート確率も王者としては目を覆いたくなるような数字でした。
フィールドゴール確率が34.4%なのに加えて、3ポイント確率は10%とこれだけ点差がつくのも頷けます。
スパーズはこれで今季2勝2敗としましたが、ここからいつものようにシリーズ終了までにウェスタンカンファレンスで2位までの勝率をどのように上げていくのか非常に楽しみなところです。
ロケッツのプレイ
一方のロケッツはこのゲームでもドワイトハワード、ジェームスハーデンを中心に点を重ねました。
ドワイトハワードは、32得点16リバウンドと大暴れで、腰の怪我やチーム事情から低迷していた時期とは明らかに動きやゴールへの意欲が違います。
オフのトレーニングも激しく鍛えていたので、今シーズンはオーランド時代のスーパーマンがシーズン通して見えるかもしれません。
ジェームスハーデンも20得点6リバウンド6アシストと好調をキープしています。
お得意のユーロステップを、ベンチで見ているジノビリの前で何度も決めるあたりは意味深なシーンと言えます。
3ポイントは1/4と不調でしたが、それでもフィールドゴール確率は5割を超えています。
ワールドカップから好調を維持し続けているので、25歳となる今シーズンはそろそろ主役となってもいいかもしれません。
1つ目の動画に3ポイントのバスケットカウントを決めるジェイソンテリーの姿がありましたが、今季からロケッツに移籍したようです。
今年で37歳ながらこの試合でも16得点を挙げています。
ダラス時代チャンピオンリング獲得の立役者の1人なので、その経験を若いチームにもっともっと活かしてほしいところです。
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