アウェイで連勝しシリーズに王手をかけたラプターズ。
Game5はラプターズのホームでおこなわれました。
Game5
ケビンデュラントをスターターで起用したウォリアーズ。
その存在感はやはり別格で、序盤から得点を重ねました。
しかし、第2クォーター開始直後に再び足を痛めケビンデュラントがその後ゲームに戻ることはありませんでした。
第2・3クォーターは全くの互角でスコアが動くことなく、最終クォーターへ入ります。
84-78の6点ウォリアーズリードでスタートしますが、クォーター中盤にはカウイレナードが連続10得点を挙げるなど一気にラプターズペースとなりゲームをひっくり返しました。
そのままチャンピオンリング獲得かと思われましたが、スプラッシュブラザーズの連続スリーで逆転すると、ラプターズのラストオフェンスを死守したウォリアーズが結果的に106-105で勝利しシリーズを2-3としています。
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 計 | |
GSW | 34 | 28 | 22 | 22 | 106 |
TOR | 28 | 28 | 22 | 27 | 105 |
残り約15秒あったラプターズのラストオフェンスはやや不満の残るプレイとなりました。
7秒前後で仕掛けたレナードに対し、イグダラが即時ダブルチームにいきますが、フリーをつくり出す動きが取れておらず、結果的にブロックされるシュートを放ってタイムアップとなりました。
個人スタッツ
ウォリアーズでは、ステファンカリーが31得点を挙げスコアリーダーとなっています。
オフボールで動き続けながら、フリーをつくりここぞという時に沈めるスリーポイントは鳥肌モノです。
クレイトンプソンが26得点で続き、決勝点となるスリーポイントも沈めました。
Game5でも42分のプレイタイムとなりケガの再発だけはないことを願うばかりです。
Game4で世界中から集中砲火にあったデマーカスカズンズが14得点で続いています。
FG確率75%と高い数字を残していますが、セットオフェンスのポジションやディフェンスなどGame5でも色々と書かれそうです。
クラッチタイムのインターフェアとスクリーンファールは、心臓に悪かったです。
敗れたラプターズでは、カウイレナードが26得点を挙げスコアリーダーとなっています。
シュート確率は悪く、終始苦しみましたが第4クォーターには圧巻のパフォーマンスであと1歩のところまで王者を追い詰めました。
ファイナルMVPはレナードかと考えたファンも少なくないでしょう。
カイルラウリー、バンブリードのガード陣も相変わらず好調で、ガソールとイバカのインサイドもリバウンドも含めて活躍を見せました。
チーム全体のスリーポイント確率が8/32の25%と勝敗を左右する結果となりました。(ウォリアーズは20/42の47.6%)
ケビンデュラントの怪我は?!
カンファレンスセミファイナル以降の出場となったケビンデュラント。
ゲーム後の報道では、アキレス腱の負傷と報告されています。
ゼネラルマネージャーが涙ながらにコメントしたようですが、ファイナルだけでなくシーズンオフのトレードなどにも大きく影響が出そうです。
負傷の度合いについては明日報道が出るといわれていますが、断裂でないことだけを祈るばかりです。
最後に
第1クォーター、デュラントの入ったウォリアーズを久しぶりに見ましたが、やっぱり恐ろしく強いというのが管理人の正直な感想でした。
デュラントが、おそらくシリーズ中にコートに戻ることはありませんが、少しでも早くバスケットボールに復帰できることを願うばかりです。
球団史上初のチャンピオンリング獲得をあと1歩のころで逃したラプターズ。
Game6は、再びオラクルアリーナへ移動しウォリアーズのホームでおこなわれます。
先が読めない展開となってきましたが、さらにディフェンスは厳しくなりその上をいき決めるシュートの連続に興奮が隠せません。
Game6は、日本時間の6/14金曜日、AM10:00からおこなわれます。
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