レブロンジェームスの古巣復帰で話題を呼んでいるクリーブランドキャバリアーズですが、ダラスマーベリックスでFAとなっていたショーンマリオンがキャブスへの移籍に合意したという報道がありました。
FA交渉前にタイソンチャンドラーの獲得に成功し、FA交渉にも意欲を見せていたマブスでしたが、カーメロやレブロン以外のヒートのビッグ3はチームに残留というカタチになり、結果的にノビツキーこそ大方の予想通り減棒により残留しましたが、ベテランのビンスカーター、ショーンマリオンを放出することとなってしまいました。
これでキャブスは、ケビンラブの獲得もほぼ決まっているので、ショーンマリオンはベンチメンバーとなりそうですが、さらに戦力を高めることとなります。
FIBAワールドカップのUSA代表にも選ばれているアービングとNBAのキングことレブロンだけでも相当なパワーですが、それに加えてケビンラブ、ベンチメンバーにショーンマリオンとここ数年弱小化していたチームが一気にチャンピオンリングを狙えそうな雰囲気さえ感じます。
ここ4年間はヒートがイースタンカンファレンスの絶対王者として君臨していましたが、来季はキャブスを中心にカンファレンスがまわりそうな雰囲気となって来ました。
それでも、ボッシュとウェイドが残留したヒートに加えて、デリックローズがFIBAワールドカップから復帰するブルズ、ポールジョージを怪我で欠きスティーブンソンも移籍した正念場のペイサーズなど今年のイーストはさらに面白くなりそうです。
もちろんその他のダークホース的な若い力がどんどん出てくるとさらに楽しみ倍増となります。
昨シーズンのファイナルでは初戦の足のアクシデントからか印象の弱かったレブロンですが、やはりこうして色々な動画を見てみるとホントに凄いです・・・
規格外というか、どうやって止めるんだろうかと・・・そこにアービングとケビンラブですからね、ショーンマリオンまで入れて・・・プレイオフまでには期待通りのチームに仕上がってほしいです。
少し話は変わりますが、NBAでサッカーのレアルマドリードや野球の巨人みたいなチームが出てこないのはサラリーキャップの上限が決められているからで、贅沢税を支払えば決められた額までは超えてもOKのようですが、チームの財政状況もありますし、選手へのサラリーとNBAへの支払いでチーム的には2重の支出になってしまうので出来れば避けたいところしょう。
他のスポーツもそうですが、お金でいい選手を集めても必ずチャンピオンリングを獲得できるわけではありませんし・・・
実際に昨シーズンの最高年俸を支払っていたのはブルックリンネッツで、プレイオフではセカンドステージで姿を消していますし、サラリーキャップを超えているチームの中でもレイカーズやセルティックスのようにプレイオフにも出られないチームもありました。
今回は何が言いたいかというと、来季のNBAのサラリーキャップは63億円程と言われていて、レブロンとアービングで40億円ほど使っているキャブスはサラリーに空がほとんどなく、ショーンマリオンは最低補償額の約1億4千万円で移籍に合意したようです。
余程マブスでなんかあったんですかね?!引退が近くなりホントにチャンピオンリングを狙えるチームでプレイしたかったのか様々な報道が出ているので真相は定かではありませんが、おそらく後者でしょう。
オールスターにも出場経験のあるベテランスタープレイヤーがそれほどの意気込みで望む来季の新生キャブスは非常に楽しみです。
コメント