いつもはNBAに関する記事ばかり書いていますが、気になるニュースを見つけたので今回は日本のバスケについて少し書きたいと思います。
その気になるニュースというのは、FIBA(世界バスケットボール連盟)が日本バスケットボールに協会に警告を出しているという件で、2013年の12月に発表されたもののようですが、管理人は恥ずかしい話ですが全く知りませんでした。
FIBAの警告内容
警告内容は、国内に異なる2つのリーグを持っていることから混乱をまねいているというもので、対処されない場合は国際大会への出場停止もありえるようです。
過去にも同じような事例で実際に停止処分になったところもあるようで、とても心配です。
確かにNBL(元JBL)とbjリーグがあるのはバスケットをしている日本人から見ても??といったところですが、統合のためにJBLから新リーグとしてNBLを開幕させたのに結局bjリーグの参加チームは少なく、不十分なものになっています。
bjリーグとNBL
プロリーグであるbjリーグと、実業団リーグであるNBL。
その中でJBLのリーグのほうが実力が上というのもイマイチ理解しずらいもので、外人だらけのbjリーグがNBLの外人登録2人までというルールで互角に戦えるかも疑問が残ります。
しかし、bjリーグにはファンも多く、1試合平均の観客数は1500人を超えていて、応援では圧倒的にbjリーグが勝っているのは事実です。
1500人というと野球やサッカーと比べれば少ないですが、1500人の前でプレイしたことがある日本人のバスケットプレイヤーはほとんどいないといえるので素晴らしいと思います。
うまいこと統合できればもっと日本のバスケもおもしろくなると感じているのは管理人だけではないでしょう。
今後の対応は?!
と悠長なことを言っている暇はなさそうです現実には・・・
FIBAの警告が本気なら正直なところ統合はすぐに出来るものではないので、どうなるかとても心配です。
先日ハヤブサジャパンとして25年度の新日本代表も発表されましたが、国際大会への出場停止となるとまた世界との差が広がるばかりです。
しかしbjリーグからは1人しか代表に選出されていないので、これまた話がまとまりそうにない雰囲気です。
スタッフ陣営は世代的にももちろんJBL育ちの方々ばかりなので、う~んといったところです。
上手に両リーグが統合して、よりレベルが高く、ファンも喜べるリーグになれば最高だなと管理人は思いますが、まだまだ先のような気がしてなりません。
この記事を書くにあたりまじまじとNBLとbjリーグのオフィシャルページを見ましたが、両ページとも分かりやすく作ってあって、いま活躍しているチームや選手をすぐに理解することが出来ました。
bjリーグに関してはyoutubeでもダイジェストを全試合動画配信していて多くの方にバスケット・bjリーグの楽しさを知ってもらおうという意欲がとても伝わってきます。
ただ一番気になったのは今シーズンの個人スタッツで、得点・リバウンド・ブロックの上位5人は全て外国人でした。
分かってはいましたが、まじまじとみるとなんだかな~という気持ちになります。
ただ、そんな中でもNBLではアシスト、スティールのリーダーがあの田臥選手で、さすがといったところです。
今年で34歳になりますが、まだまだ日本のバスケットを引っ張っていって欲しいです。
でも代表には名前がなかった・・・いつからなんだろうか・・・それすら分からないのでもう少し日本のバスケットも勉強しようと思います。
追記
平成28年度に両リーグが見事に統合し、Bリーグが開幕しました。
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