昨シーズンの王者、サンアントニオスパーズですが、主力を休ませながらのシーズンスタートとなりました。
怪我人も少なくなかったことからも、出足は昨シーズンプレイオフで見せた圧倒的な強さとは少しかけ離れたものでした。
実際に6戦を終え3勝3敗と平凡なチーム成績となっていて、主力を長く起用した時のみ本来の戦力に戻るといったイメージでしょうか?!
第7戦では、ここまで5勝1敗と好調なウォリアーズとの対戦となりましたが、主力のプレイタイムを長く取ったスパーズが、らしい強さを見せ、アウェイながら113-100で勝利しています。
サンアントニオスパーズ
ダンカン35分、パーカー30分、ジノビリ26分というプレイタイムになっていて、今季ウェスタンカンファレンスで負けられないウォリアーズ戦で、ポポビッチヘッドコーチも本粋だったといったところでしょうか?!
パーカーが28得点7アシスト、ジノビリが17得点5アシスト、ダンカンが12得点13リバウンドとビッグ3のスタッツもプレイタイムに比例した数字となっています。
パーカーとステファンカリーのマッチアップも、ファンからするとたまらないものだったのではないでしょうか。
まだスプリッターとミルズも戻ってきていないのに、この強さは流石王者です。
今年も大本命に押されているのも頷けるゲームでした。
ゴールデンステイトウォリアーズ
一方のウォリアーズですが、5連勝からの連敗となってしまいました。
チームとの契約延長を決めたクレイトンプソンが、3ポイント5/6を含む29得点の活躍を見せましたが、スプラッシュブラザーズの相方、ステファンカリーが3ポイント0/7の16得点とここまでのゲームでは考えられないスタッツでした。
パーカーとのマッチアップでリズムを完全に崩してしまったのか、スパーズのディフェンスがよっぽどよかったのか、ただ単純に調子の悪い日だったのか本人に聞いてみないと真相は分かりませんが、日本でも大人気のプレイヤーなので、ビッグカードほどその活躍に期待したいところです。
プレイオフでも対戦する可能性が充分にある2チームなので、今後のシーズンでの対決にも注目したいと思います。
次ゲームは、スパーズがロサンゼルスレイカーズ、ウォリアーズがブルックリンネッツとなっています。
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