シーズンオフに大幅なメンバー補強をおこなった、ロサンゼルスに本拠地を置くレイカーズとクリッパーズ。
共にシーズン前の優勝予想では筆頭に挙げられるほど、そのメンバーは強力です。
そんな両チームの対戦となるNBA2019-20シーズンの開幕戦が10月23日におこなわれました。
ゲーム展開
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | T | |
LAL | 25 | 29 | 31 | 17 | 102 |
LAC | 22 | 40 | 23 | 27 | 112 |
序盤はレイカーズがリードしスタートしたゲームですが、レナードにエンジンがかかり始めると、第2クォーターでクリッパーズがゲームをひっくり返しました。
しかし、第3クォーターではダニーグリーンのスリーポイントなどでレイカーズが同点に追いつき、勝負は最終クォーターへ。
第4クォーターでは、ホームのクリッパーズが中盤で点差を2ケタまで広げると、そこから追いつくほど点差が詰まることはなく、結果的に112-102でクリッパーズが勝利しています。
ロサンゼルスクリッパーズ
初フィールドゴールまでやや時間のかかったレナードでしたが、そこから30得点を挙げスコアリーダーとなっています。
6リバウンド5アシストに加えて、2スティール、1ブロックとディフェンスでの存在力も相変わらずでした。
レブロンとのマッチアップや、ハワードのダンクをブロックするシーンなどオープニングゲームとは思えない雰囲気でした。
ターンオーバーが6と多いですが、すぐに改善されていくでしょう。
ベンチスタートのルーウィリアムズとモントレズハレルも2ケタ得点を挙げ変わらない活躍を見せています。
ルーウィリアムズの上手さと、ハレルの強さ。
レナードの加入に加えて、まだポールジョージが復活してくると思うと楽しみでなりません。
べバリーは、FG確率1/7と苦しみましたが、変わらないディフェンスで+/-ではハレルに続く+13を記録しています。
日本でもファンの多いシャメットもスリーポイントを2/4で沈めました。
ロサンゼルスレイカーズ
レブロンとデイビスは、共にFG確率が上がらず4割を切っています。
それでもリバウンドやアシスト数も多く、まだまだここからと多くのファンが感じているでしょう。
スコアリーダーは、ダニーグリーンの28得点となっていてスリーポイントを7/9で沈めています。
これ以上ないレイカーズデビュー戦となりましたが、レブロンとデイビスに意識が集まることは必然で、2人ともパスアウトもうまいため今後も高確率のスリーポイントに期待が集まります。
新加入のブラッドリー、ハワード、クック、ダドリーも2ケタ以上のプレイタイムでらしい姿を見せていました。
ダドリーのスリーポイントには、ベンシモンズも驚きでしょうか?!
スタッツの詳細は、公式サイトから。
最後に
モンスターハウスのような役者の揃ったタフなゲームでした。
まだポールジョージや、ラジョンロンドが欠場していると思うと末恐ろしいです。
今シーズンにかける思いが相当なのか、オープニングゲームからプレイオフのような激闘となった印象です。
レギュラーシーズンだけでもこのカードはあと3回見ることが出来ます。
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