先日、チェコとの第2戦に敗れ2次予選進出が消滅した日本代表。
第3戦は、世界ランク1位のアメリカ代表と対戦しました。
ゲーム展開
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | T | |
USA | 23 | 33 | 28 | 14 | 98 |
JPN | 9 | 14 | 8 | 14 | 45 |
13-0のスコアリングランから始まったゲームは、その後もアメリカが圧倒的にゲームを支配し、結果的に98-45で勝利しています。
時間帯によっては、アメリカのシュートが決まらず日本が得点を重ねるシーンもありましたが、ポポビッチHCは、的確にタイムアウトを要求し流れを変えさせることはありませんでした。
アメリカのディフェンス
アメリカのディフェンスに苦しんだ日本。
渡邊選手も試合後のインタビューで、他国よりもプレッシャーのかけ方がきつかったと話すように、日本がスティールされるシーンや、ショットクロックがない中での苦しいシュートも多く目にしました。
また、今日読んだ佐々木クリスさんのノートにも、マンツーマンディフェンスが信条と記されていましたが、点差が離れたせいか後半はゾーンディフェンスの時間帯が続きました。
主力選手は温存?!
今後のスケジュールや、ワールドカップ後のシーズンを考えてか、篠山選手、八村選手、田中大貴選手のプレイタイムは、過去2戦と比べてもかなり抑えられました。
逆に、アメリカ戦でいきなり長いプレイタイムを与えられた安藤両選手や、竹内公輔選手。
得点につながるシーンは少なかったかもしれませんが、彼等以外ではボールを保持することも難しかったでしょう。
馬場選手の活躍
ここ2戦、期待以上の活躍が見られなかった馬場雄大選手。
アメリカ戦では、明らかに積極的にリングに向かいスピードを活かしたドライブと速攻、スリーポイントも沈め18得点を挙げました。
NBA入りを熱望する馬場選手にとってこれ以上ないアピールとなったでしょう。
試合後のインタビューでも、明らかに八村選手や渡辺選手、ラマスHCよりも表情がよく、インタビューアーにもイライラしてない雰囲気でした。
渡邊選手の悔しさに溢れた表情
会場で見ている方も、テレビで見ている方もアメリカだから仕方ないという方のが多かったと予想されます。
点差には少し驚きましたが、管理人もその1人です。
そんな中、時折映るベンチの渡邊選手の表情は、これまでに見たことのないほど険しいものでした。
最後に
日本のバスケが、地上波のゴールデンタイムに流れ、世界トップのアメリカと戦った歴史的一戦。
いいも悪いも様々な感想が飛び交ったことでしょう。
管理人は、開く点差にあっけを取られ呆然としてしまいました。
日本代表は、この後17-32位決定リーグでまだ2試合戦うことになります。
この大会で結果を出すことは出来ませんでしたが、今後のオリンピックやその後の戦いに繋がるゲームに期待しましょう。
とりあえず1こ勝ってほしい!!!
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