8月30日からいよいよFIBAワールドカップが開催されますが、NBAシーズンも終わり、FA交渉、トレードも落ち着いてきたので待ち望んでいたバスケットファンも少なくないでしょう。
日本代表男子は残念ながら出場出来ませんが、アメリカを筆頭にスペインやアルゼンチン、フランスなどNBAで活躍する多くのプレイヤーが出場するので目が離せないゲームが続きそうです。
ペイサーズのエース、ポールジョージのエキシビジョンマッチでの大怪我による代表離脱や前回のワールドカップMVPで今大会でも間違いなくチームのエースと言われたケビンデュラントの代表辞退が気になるUSA代表。
また、ラッセルウェストブルック、ブレイクグリフィンが怪我のため代表を辞退し、ケビンラブはチーム間トレードの絡みで代表を辞退するなどスター選手の欠場が相次ぎましたがそんな中、USA代表の12名が発表されました。
上の欠場メンバーだけでもとんでもないチームとなるほどで、世界ランク2位のスペインで開催されることからもUSAの金メダルに黄信号と思われた方も少なくないと感じますが、それでも残った選手もスター選手ばかりで、エキシビジョンマッチは好調に消化しています。
デリックローズの復活がなんとも楽しみではありますが、コーチ陣も相当気を使って大事をとりながらの練習、エキシビジョンマッチとなっているようで、本番で以前のようなキレキレのドライブが見たいところです。
ガード陣はその他に、ジェームスハーデン、ステファンカリー、クレイトンプソン、カイリーアービング、デマーデローザンとNBAでも乗っているプレイヤーばかりなので非常に楽しみです。
代表合宿でカイルコーバー、チャンドラーパーソンズといった3ポイントシューターが2人も外れたことが気になりましたが、残ったメンバーを見れば致し方ないといったところでしょうか?!
インサイドでは、アンソニーデイビスに期待が寄せられていますが、気付けば一回り体が大きくなっていますしオフェンス面だけでなく長い手を活かした高いブロックショットがワールドカップでも炸裂しそうな気がしてなりません。
NBAのブロック王ですから世界大会といえど脅威となるのは間違い無さそうです。
その他にもデマーカスカズンズ、アンドレドラモンド、ルディゲイ、ケネスファリード、メイソンプラムリーが選出されています。
バルセロナオリンピックでドリームチームが誕生して以降、徐々に世界各国とアメリカとの差は縮まっていて、オリンピックよりもワールドカップではロックアウトなどの影響もありましたがより苦渋をなめる結果となっていることも少なくありません。
いつからかアメリカ代表がドリームチームとも呼ばれなくなっていますし(充分ドリームチームなんですが・・・)、今回も主要メンバーの辞退が相次ぎましたがアメリカ代表らしいバスケットを見せてほしいです。
1次予選グループCは、前大会の決勝で対戦したトルコを含む5チーム、ドミニカ、フィンランド、ニュージーランド、ウクライナとなっています。
また、アジアからはグループAにイラン、グループDに韓国が出場するのでこちらの活躍にも期待したいところです。
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