いよいよ開幕したNBA2019ファイナル。
ウォリアーズのスリーピートか?!ラプターズの初タイトルか?!ラプターズのホームでGame1がおこなわれました。
Game1
終始ラプターズがリードする展開が続きますが、大きく点差が離れることはありませんでした。
2019プレイオフでは、多くの逆転劇を生んできたウォリアーズでしたが、ラプターズが終盤も踏ん張り結果的に118-109で勝利しています。
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 計 | |
GSW | 21 | 28 | 32 | 28 | 109 |
TOR | 25 | 34 | 29 | 30 | 118 |
ウォリアーズは、イグダラ・カズンズも復帰しましたが、ラプターズディフェンスはしっかりと対応していた印象です。
グリーンから始まる多彩なセットにも、ギリギリのところでフリーで打たれるシュートは少ないように感じました。
個人スタッツ
ラプターズでは、パスカルシアカムが32得点を挙げスコアリーダーとなっています。
グリーンとのマッチアップでは、パワー負けするインサイドに固執せず身体能力を活かしたドライブからのシュートが効果的でした。
スリーポイント2/3を含むFG確率は、14/17の82.4%と驚異的な数字を残しています。
カウイレナードが23得点で続きますが、FG確率は上がらずウォリアーズディフェンスに苦しみました。
それでもスリーポイント3/6に加えて、ファールをもらう巧みなプレイでフリースローも10/12で沈めています。
マルクガソールが20得点で続き、スリーポイント2/4を含むFG確率60%を記録しています。
最後、カリーへのファールで6ファールとなりましたがGame2からも、ディフェンスでは最後の要としてファール数とは戦うことになるでしょう。
フレッドバンブリードは、ファイナルに入っても好調で15得点を挙げています。
スリーポイントは1/4でしたが、2点は外しておらずFG確率は8/5の62.5%を記録しています。
敗れたウォリアーズでは、ステファンカリーが34得点を挙げスコアリーダーとなっています。
前半は特にカリーのスリーで繋いでいた印象もありますが、与えられたフリースロー14本も全て沈めています。
クレイトンプソンが21得点で続き、前半には滞空時間の長いダンクも披露しました。
レナードとのマッチアップも多い中、オフェンスファール&テクニカルを含めてファール3つとやはり教科書のようです。
ドレイモンドグリーンは、10得点10リバウンド10アシストでトリプルダブルを記録しています。
それでもFG確率は2/9の22.2%と上がらず、ターンオーバーも6とラプターズディフェンスに苦しみました。
カズンズは8分の出場にとどまり、まだまだそれらしい姿は見られていません。
最後に
しっかりとホームで勝利をおさめたラプターズ。
管理人の周りでも、ウォリアーズがGame1に勝ったら決まりっぽいねという話が多く出ていたのでなんとなく安心しました。
KD不在ではありますが、ブレイザーズをスイープしたチームにカズンズも帰ってきているのでラプターズの強さは本物のようです。
ウォリアーズの数あるセットの中、スプラッシュブラザーズの裏に出されるグリーンからのパスもギリギリのところで対応し、フリーでダンクというようなシーンはとても少なかった印象です。
スプラッシュブラザーズは、相変わらず好調ですがGame2もラプターズが勝利すればファイナルはさらに面白くなりそうです。
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