スパーズの圧勝ともいえるこれまでの戦いとはうってかわり、ケガでプレイオフでの復帰が絶望とされていたイバカの復帰もありサンダーがホームで106-97でシリーズ初勝利をおさめました。
第2戦までの内容だともしかするとこのまま・・・と思った方も少なくないといえるようなゲーム展開でしたが、希望の光が見えてきたといったところでしょうか。
イバカの存在感
イバカの復帰は数字の面から見ても大きく、リバウンドだけをとってもサンダー52、スパーズ38と第2戦までとは全く違っています。
また、リング下でのディフェンスに関しても最後の砦としてインサイドプレイヤーへのマッチアップはもちろん、ドライブに対してのカバーリングでブロックショットやそれを嫌がってシュートが外れるシーンが何回もありました。
35点差ついてしまった第2戦では120点以上取られているので、20点以上失点を少なくしたことからもその存在の大きさが見てとれます。
オフェンススタッツ
オフェンス面では、デュラントが25得点、ウェストブルックが26得点とサンダーらしい点の取り方で、デュラントは10リバウンド、ウェストブルックは7アシストとリズムのいいゲーム展開であったことが分かります。
一方敗れたスパーズですが、ポポビッチ監督もプレイ面よりもメンタル面を試合後指摘するほど第2戦までの勢いは感じられませんでした。
ちょっと休憩といったところなんでしょうか?!
スタッツ的にはジノビリが23得点、ダンカンが16得点と悪くはないのですが、パーカーが9得点でフィールドゴールも4/13とこれまでの内容とは大きく異なっています。
最後に
サンダーのホームなのでこの2試合でサンダーが負けるようなことがあればその段階でシリーズの結果が決まってしまうとも言えるので、スパーズからすればまだまだ有利な状況は変わりません。
それでもサンダーは勢い付くとカンファレンスファイナルに残っている4チームの中でもトップクラスの得点力をほこるので、次の試合の結果・内容次第ではまだまだ分からなくなって来ました。
とにかくサンダーのファイナルへの道が少し開けたことに間違いはないので第4戦からも目が離せません!
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