今日(2014/10/28)はWEB上で、やけにバスケットというワードを目にするなと思っていましたが、バスケットファンにはあまり嬉しくない内容でした。
以前から問題視されている日本男子のバスケットリーグが2つある問題について、FIBAから警告を受けていて10月末までに経過報告を迫られていましたが、日本バスケット協会の最終会合が27日におこなわれたようです。
その内容は・・・
進展なし・・・
責任をとってか協会長が10月23日に辞任していてその内容がほとんどだったと報道されています。
なんだそりゃ・・・
と言いたくなってしまいますが、口で言うほど簡単なことではないでしょうし少なからずいい方向へ向かうことに期待しましたが難しそうです・・・
後はFIBAの判断を待つようですが、FIBAが警告どおりの制裁を下せば16年におこなわれるリオ五輪の予選にも出場できなくなってしまいます。
女子やアンダー世代にも影響
こういう事態になってもJBAとBjリーグが統合できないのには様々な理由があると思われますが、ホントに世界大会の予選すら出場できないとなると気の毒なのは女子やU18世代の代表選手です。
今回最も問題視されているのが国内男子リーグの統一化ということですが、現在の世界ランキングで見ても男子のフル代表は46位と最も代表チームの中で順位が低く、アジア圏で上位に入り世界大会に出場できる可能性は低いです。
実際に女子フル代表は先日おこなわれた2014世界選手権にも出場していますし、U18女子代表も来年おこなわれるU19世界選手権への出場を決めています。(その出場権はどうなってしまうんだろうか?!)
ちなみに2014/10/28現在、各代表の世界ランクは、男子U18が28位、女子フル代表が15位、女子U18代表が10位となっています。
リーグの統一化以外にも国内の学生大会と世界大会予選の日程のかぶりなども指摘されているようですが、男子リーグの統一化が原因で可能性のある代表チームまで世界大会予選に出場できなくなってしまえば世界との差は開く一方です。
簡単ではない問題と誰もが理解しているところではありますが、日本バスケットの未来のためにも関係者の方はもう一回考え直して欲しいものです。
期限の10月末までに再度協議される予定はないようで、現状の報告だけでFIBAに通ればもうけもののようなコメントを協会長が出しているようです・・・
そういった姿勢がFIBAが最も指摘しているポイントだと、メディアのバッシングも今回ばかりは相当なものです。
たまにバスケの名前をよく目にすると思ったらこんな記事ばかりで嫌になってしまいますが、世界大会の出場禁止だけは避けてほしいと願うばかりです。
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