日本と同組のアメリカとトルコ。
実力的には上位2チームと言える対決が、9/3におこなわれました。
ゲーム展開
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | OT | 計 | |
USA | 26 | 21 | 18 | 16 | 12 | 93 |
TUR | 21 | 21 | 19 | 20 | 11 | 92 |
第1クォーターからリードを奪ったアメリカ。
第2クォーター中盤には、その差を2ケタに広げますが、そこから試合終了まではほぼトルコの時間帯でした。
もちろんアメリカも素晴らしいプレイを見せてくれましたが、トルコはそれ以上に気迫のこもったプレイの連発で、じわじわと差を詰め逆転に成功します。
第4クォーター、アメリカの最後のオフェンスでトルコが2点リードの状況で、ジェイソンテイタムのスリーポイントが外れ試合終了かと思われましたが、ファウルを受けフリースローを3本得ました。
ジェイソンテイタムは、2本しか決めることが出来ずゲームはオーバータイムへともつれ込みました。
オーバータイムに入っても、両チーム迷いのないシュートの連発でNBAのゲームを見ているようでした(ほぼNBA選手ですが・・・その中で躍動するNBAに所属していないトルコの選手はホントに凄い・・・)。
そして勝敗を分けたのは、またもフリースローでした。
残り9秒トルコが1点リードの状況で、アメリカはファールゲームにいったところをアンスポーツマンライクファウルを取られ、絶体絶命の状況に追い込まれました。
しかし、トルコはそのフリースローを2本とも決めることが出来ず、その後のオフェンスで得たフリースローもオスマンが2本とも外してしまいます。
リバウンドを取ったアメリカは、速攻からクリスミドルトンがファウルをもらい、しっかりと2本沈め結果的に93-92でアメリカが勝利しています。
個人スタッツ
勝利したアメリカでは、クリスミドルトンが15得点を挙げスコアリーダーとなっています。
ラストのフリースローは、流石という他ないでしょう。
ケンバウォーカーが、14得点で続いていますがチーム全体のFG確率は4割を切り、これほど点が取れないアメリカ代表の試合を見る機会も少ないでしょう。
敗れたトルコでは、日本戦でも活躍したイリヤソバが23得点でスコアリーダーとなっています。
スリーポイントは1/5とやや不調でしたが、リバウンドも14と攻守に渡る活躍を見せました。
ガードのメリマフムトルが18得点で続き、日本戦に続き活躍を見せています。
世界にはNBA選手出なくても、バスケットが上手い選手はホントに多いです。
ジェイソンテイタムが負傷
ゲーム終盤に、ジェイソンテイタムが足首を捻り負傷退場しました。
大事に至らないことを祈りますが、映像を見る限りではかなり不安になります。
テイタムかなりグネったな…
pic.twitter.com/9mmOX1iP6E— yoyo (@yoyo0321153230) September 3, 2019
ジャンプした時の捻挫ではないのが、不幸中の幸いでしょうか。
最後に
予選リーグでアメリカが代表が敗れる寸前までトルコは追い詰めましたが、最後のフリースローに泣きました。
日本もチェコ戦でフリースローが思ったように決まらず苦しみましたが、世界大会でフリースローの重要性を再認識させられるのもバスケットの面白さかもしれません。
アメリカは、最終戦で日本と対戦します。
試合開始は、9/5(木)21:30となっています。
地上波のフジテレビで放送されます。
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