いよいよ開幕となった2014NBAプレイオフですが、今年はどこのチームがチャンピオンリングを手にするのかバスケットファンにとってはたまらない2ヶ月となります。
本命はヒート
現在2連覇中のマイアミヒートにもちろん最も注目が集まりますが、レギュラーシーズンはインディアナペイサーズに勝率で遅れをとりセカンドシードからの戦いとなりました。
ホームコートアドバンテージが強力な力を発揮するNBAのプレイオフでは厳しい状況といっても過言ではないでしょう。
ただ、ファーストシードを勝ち取ったペイサーズもオールスター以降序盤の勢いは徐々に落ち、勝率を落としていることからやってみないと分からない状況ではあります。
ポールジョージとレブロンジェームスのエース対決はまさに見ものではありますが、それほど大差がここでつくとは思えないので、他のプレイヤーの活躍が勝敗を左右する結果となるでしょう。
ペイサーズで絶対有利なのはインサイドで、ポールジョージと共にチームを支えてきたヒバートに加え今年はバイナムが加わりヒートのセンター陣でどうにかなるレベルでないのは明らかです。
しかし、ヒートにはレブロンと共にビッグ3と呼ばれるウェイド、ボッシュを初めとして昨年のファイナルでクラッチシュートを決めたレイアレンやラシャードルイスなどベンチプレイヤーを含めて全員が王者の自信を持ってプレイしているので選手層も厚いです。
スタートメンバーがゲームに出るのは長くても30分ほどなのでベンチプレイヤーの厚いヒートに今年も軍配が上がると管理人は予想しています。
2チーム以外の注目は?!
ただこの2チームがカンファレンスファイナルを戦うと決まったわけではありません。
限りなく可能性が高いことは事実ですが、特にプレイオフの初戦では毎回波乱が起こっています。
管理人が注目するのはブルズとネッツの2チームです。
ブルズはディフェンス力を武器にデリックローズを欠きながらもカンファレンス4位につける実力は本物で、ロースコアゲームに持ち込めれば勝機はいくらでも見えてきます。
個人的にはカルロスブーザーのプレイが好きなので「上手い」インサイドプレイでチームを支えて欲しいです。
デリックローズの復帰が少しささやかれてテンションが上がり色々と調べてみましたが、結論はNGで、ヘッドコーチが完全否定しているようなのでローズのプレイオフでの活躍は来年に期待しましょう。
もう一つの注目チームはネッツで、あのジェイソンキッドをHCに向かえ、経験豊富なポールピアス、ケビンガーネットをトレードで獲得し、シーズン途中から徐々に調子を上げてカンファレンス6位まで順位を上げてのプレイオフでの戦いとなります。
名プレイヤーイコール名監督でないのは事実ですが、それでも数多くのゲームを組み立ててきたジェイソンキッドのバスケットの経験は間違いなくゲームでいかされるでしょう。
また、以前のビッグ3としてチャンピオンリングも獲得しているピアスとガーネットの存在は計り知れないほど大きいです。
コービーとレブロンをマンマークで止めることの出来る唯一のプレイヤーがポールピアスだと管理人は思っています。
ネッツはヒートと戦うためにはまずサードシードのラプターズを倒さなければいけませんが、ヒートと対戦することになったらレブロンとピアスのマッチアップは今年のプレイオフの最大の見所になる可能性も極めて大きいです。
ちなみにシーズンの両チームの対戦成績はネッツが4戦4勝となっていて、シーズンとプレイオフでは全く違うリーグと考えてもいいNBAですがこの成績に興味が沸かないというのは嘘になってしまいます。
考えれば考えるほど、どこが勝つのか分からなくなりますが、ここまで書いといて予想を出さないの卑怯なので管理人の予想はマイアミヒートにします。
あくまで個人の主観による予想やチーム評価なのであしからず。
ウェスタンカンファレンスの記事も書いていますのでよかったら合わせてお読み下さい。
予想が当たっても外れても今年も楽しい2ヶ月間になりそうです。
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