9/1に開幕したBリーグアーリーカップ2017。
関東、関西、東海北陸ではトーナメントをすべて終え優勝チームが決定しました。
関東
- 1.A東京
- 2.千葉J
- 3.川崎B
- 4.栃木B
- 5.S渋谷
- 6.横浜BC
準決勝では、千葉ジェッツvs栃木ブレックス、アルバルク東京vs川崎ブレイブサンダースといったBリーグ屈指の好カードとなりました。
準決勝 千葉vs栃木
10-0と千葉のスコアリングランから始まったゲームは、昨シーズン王者の栃木に対しその後もリードを広げ結果的に88-56で千葉ジェッツが勝利しています。
栃木は昨シーズンと主要メンバーの入れ替わりも激しく、このゲームでは田臥選手も約3分の出場にとどまりました。
一方の千葉は5人が二桁得点を挙げています。
準決勝 東京vs川崎
ファーストシーズンでファイナル進出を果たした川崎が、第4クォーター開始時までに11点をリードしましたが、最終クォーターでアルバルクが一気に逆転し決勝進出を決めています。
初戦で出場の無かった馬場選手もBリーグデビューを果たし、豪快なダンクも披露しています。
決勝 千葉vs東京
決勝に相応しく、序盤から終盤まで点差の離れることのない好ゲームでした。
最終クォーター開始時点でアルバルクの1点リードというどちらに転んでもおかしくない展開でしたが、最終クォーターでさらに点差を広げたアルバルクが結果的に77-73で勝利し初代関東アーリーカップ覇者となっています。
スコアリーダーは、アレックスカーク選手の15得点となっていて田中大貴選手が12得点と続いています。
また、馬場選手も11得点の活躍を見せてくれました。
敗れた千葉では、富樫選手が20得点とチームを引っ張りましたが、ややスタートメンバーにプレイタイムが偏った印象です。
関西
- 1.琉球G
- 2.滋賀L
- 3.西宮H
- 4.大阪E
- 5.熊本V
- 6.B奈良
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決勝 琉球vs滋賀
第1クォータこそ滋賀がリードしますが、その後は琉球ペースとなり結果的に74-68で勝利し初代関西アーリーカップ覇者となっています。
チーム全体の2ポイント確率が、琉球59.4%だったのに対し、滋賀は41.2%にとどまったのも結果に影響したポイントでしょう。
琉球は、エース岸本選手が3ポイント4本を含む14得点の活躍でチームを引っ張りました。
東海北陸
- 1.富山G
- 2.名古屋D
- 3.信州B
- 4.三遠P
- 5.A新潟
- 6.L北海道
決勝 富山vs名古屋
昨シーズン残留戦を戦い抜いた富山グラウジーズが初タイトル獲得となりました。
第1クォーターで9点リードを許した富山は第2クォーターで逆に15点リードし49-43の6点リードで前半を終えます。
第3クォーターで1点リードを広げてそのまま逃げ切った富山が86-83で勝利し初代東海北陸アーリーカップ覇者となっています。
富山では、サムウィラード選手が29得点とチームを引っ張り、宇都直輝選手も23得点を挙げています。
最後に
アーリーカップ2017の結果をまとめてみましたが、やや予想と異なる結果となったのではないでしょうか。
アーリーカップでは、チーム力というよりかはチームの仕上がりの高いチームが上位に食い込んだ印象も少なくありません。
それでも各チーム移籍も少なくなく、シーズンを前にしっかりとした調整になったことは間違いありません。
来週には東北のアーリーカップも控えていますが、本リーグはいよいよ9/29開幕となります。
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