クリスポールのロケッツ移籍のニュースが飛び交っていますが、6/29にはもう一つ大きなニュースがありました。
ニックス球団社長を務めるフィルジャクソン氏が運営部門を退くという報道です。
フィルジャクソンは、マイケルジョーダン率いるシカゴブルズで3ピートを2度達成した時のヘッドコーチであると同時に、シャック&コービー時代の3ピートを達成した時のヘッドコーチでもあります。
その後もレイカーズで2度チャンピオンリングを獲得しており、NBA史上ヘッドコーチとしては最多の11度チャンピオンリングを獲得しています。
しかし、ニックスの運営部門代表に就いてから3年間での成績は、80勝166敗と当時のファンからすると目を覆いたくなるもので、カーメロアンソニーを中心としたチームは、ポルジンギス、デリックローズ、ジョアキムノアを有しながらもプレイオフに一度も進出していません。
全てフィルジャクソンの責任だとは到底思えませんが、名選手=名監督ではないように、名監督=名運営でもないのかもしれません。
レイカーズのヘッドコーチ時代にポイントガードを務めたデリックフィッシャーをニックスのヘッドコーチに招き入れ、伝家の宝刀トライアングルオフェンスによる変革に期待したファンも多かったと思われますが、結果はついてこず、フィッシャー自体も2015-16シーズン途中で解雇されています。
今年で71歳となるフィルジャクソンを今後NBA関連で見ることはないと予想され、当時のファンからすると何とも言えない気持ちになりますが、このあたりでも当然のように世代交代が必要と言えるでしょう。
実際にWEB上では国内外問わず多くの批判も出ており、共に戦ったスコッティピッペンも退任すべきとコメントしていたようです。
あのブルズとレイカーズを世界中のファンに見せてくれたことを感謝しながら今回はこのあたりで。
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