終盤を迎えているNBAのFA選手契約ですが、スパーズのマッドボナーも再契約を交わしたと報道があり、今季スパーズのFA選手だったミルズ、ディアウ、ボナーの3人ともがチームと再契約をしており、来季もスパーズは変わらないメンバーで連覇を目指すこととなりました。
ベンチメンバーである3人が他のチームであればスタメンを希望し移籍をしたかもしれませんが、スパーズの起用法であればよっぽどのことがない限り自分から出て行くことはないと多くのファンも思っていました。
レブロンジェームズのFA宣言により、ヒートのビッグ3であるウェイド、ボッシュも立て続けにFAとなった今季NBAのオフでしたが、その他にもカーメロアンソニーやPガソール、Pピアス、ノビツキー、ビンスカーター、アービングなどなどビッグネームがずらりと並ぶ賑やかな相場でした。
しかし、実際には思った以上に選手は動かず、レブロンのキャブスへの復帰は大きいですが、ウェイド、ボッシュ、カーメロ、ノビツキー、アービングなどはチームと再契約をしています。
ビッグネームの移籍には多くのNBAファンが心を躍らせ、移籍チームを勝手に予想し来シーズンの展望までも憶測で飛び交うほどでしたが、現実には昨シーズン(2013-2014)のプレイオフからファイナルで圧倒的な強さをみせたスパーズの主要メンバーが1人も変わらないということが来季のNBAにとって最も注目すべき点なのかもしれません。
ドラフトやサマーリーグ、FAで少し記憶が薄くなってきた昨シーズンのファイナルも思い返せば王者ヒートの完敗という想像しがたい結果で、スパーズの強さだけが目立ったものでした。
来シーズンも主要メンバーが変わらないのであれば現在の優勝候補No.1と言っても他のチームの熱狂的なファンを除けば、異論を唱える人は少ないでしょう。
平均年齢の高さや怪我の問題はもちろんつきまといますが、各選手の契約期間から言ってもおそらく来シーズンが今のメンバーで戦えるラストシーズンとなるので、またあのすばらしいチームバスケット、パス回しでファンを魅了してほしいですね。
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