ビッグネームの移籍が相次ぐNBA2016-17シーズンオフですが、ティムダンカンが引退を表明というニュースがありました。
NBA入団から19年ウェスタンカンファレンスの強豪、サンアントニオスパーズのPFとしてプレイしたティムダンカンの引退表明にファンからは悲しみの声よりも感謝の声が多く挙がりました。
Thankyou”TD”
今日(2016.7/12)、管理人がSNSで最も多く見たワードです。
ローポスト近辺からのバンクショットがダンカンの代名詞とも言えますが、ダンカンの引退を聞いたファンからはNBA史上最も優秀なパワーフォワードではないかという声も多数見受けられました。
ルーキーイヤーからシーズン平均21.1得点、フィールドゴール確率54.9%とという記録はまさにその偉大さを物語っているのかもしれません。
そこから昨シーズン前(2014-15)まで近い数字の得点と10本平均前後のリバウンドを精密機械のように刻んできたプレイにも称賛が挙がるのも当然でしょう。
バスケットは確率のスポーツなので、こんなインサイドプレイヤーがいたらポイントガードやヘッドコーチはさぞゲームを組み立てやすかったでしょう。
ガソールのスパーズ移籍の時点で気付いていたファンもいるのかもしれませんが、ジノビリが現役続行を表明していましたし来シーズンもダンカンのいるスパーズを見たいというファンも多かったのが事実でしょう。
コービーブライアントに続き偉大なプレイヤーの引退表明となりましたが、2015-16シーズンにチーム最高勝率でプレイオフにのぞみながらカンファレンスセミファイナルでサンダーに敗れたというのも影響があったのかもしれません。
現実に昨シーズンのダンカンの出場ゲームは61試合にとどまり、平均8.6得点と現役生活の中で初めて2ケタを割る結果となっています。
プレイオフでも出場時間は前年までの半分近くまで減り、平均5.9得点とこちらも初めて2ケタを割る記録となってしまいました。
39歳という年齢はやはり世界最高峰のNBAでは厳しい現実というものがあるのは事実です。
しかし最終シーズンにオルドリッジという素晴らしい後継者とプレイしたことはNBAにとっても大きかったのではないでしょうか?!
偉大なダンカンのプレイが今後のNBAや全世界のバスケットボールプレイヤーに引き継がれることを願って今回はこのあたりで。
コメント
スポーツ選手の引退というのはホントに難しいところがあります。
経験値と年齢による身体能力の低下が比例しないからかもしれません。
ダンカン、ジノビリ、パーカーのバスケが好きでした!
こんばんは。
早速のコメントありがとうございます。
2014-15シーズンのファイナルは印象的でしたね!