残り試合も少なくなってきたFIBA2019ワールドカップ。
準々決勝注目のカード、アメリカvsフランスが9/11におこなわれました。
ゲーム展開
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 計 | |
FRA | 18 | 27 | 18 | 26 | 89 |
USA | 18 | 21 | 27 | 13 | 79 |
上のスコアを見るだけでも、信じられないような内容です。
前半リードを奪ったのは、フランスでしたが、第3クォーターでアメリカが逆転すると第4クォーター序盤にはその差を7点まで広げました。
しかし、終わってみればフランスが10点リードの89-79で勝利しています。
終盤は、点差も踏まえて勝ちにいっているので点差がつくのは致し方ありませんが、流れ的にもアメリカがあそこから点差を2ケタに広げて勝利という筋書きが妥当だったでしょう。
そこから逆転し、10点差をつけたフランス・・・世界は広いです。
個人スタッツ
フランスでは、オーランドマジックでプレイするエバン・フォーニエが22得点を挙げスコアリーダーとなっています。
難しいシュートを幾度となく沈め、チームを勝利に導きました。
ユタジャズでプレイする、ルディゴベアが21得点で続きFG確率50%に加えて、フリースローも9/10で沈めました。
終盤のディフェンスも素晴らしかったですが、リバウンドも両チーム合わせて最多の16本で、+/-でも最多の+26を記録しています。
敗れたアメリカでは、ドノバンミッチェルがエンジン全開で29得点をあげました。
スリーポイント3/6を含むFG確率は52.2%と高い数字を残しています。
ここまでチームを引っ張ってきた、ケンバウォーカーはややブレーキでスリーポイント0/4を含むFG確率22.2%の10得点にとどまっています。
最後に
まさかアメリカが負けるとはというのが正直な感想ですが、相性なども含めてフランスが強かったという他ないでしょう。
インサイドはルディゴベアに支配されるかたちとなり、リバウンド数でもフランスの44本に対しアメリカは28本にとどまりました。
日本があんな点差で負けたアメリカが準々決勝敗退・・・
ファンとしては気持ちの整理がつかないというのが本音ではないでしょうか。
フランスは、準決勝でセルビアを降したアルゼンチンと対戦し、アメリカは順位決定戦でセルビアと対戦します。
どちらも目が離せません。
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