FA宣言から世界中のバスケファンの動向が集まっていたNBAのキングことレブロンジェームスが、古巣キャブスへの移籍を表明しました。
ここ2週間様々な憶測が飛び交う中、ヒートとの再契約で決着がつきそうな交渉期間終盤ではありましたが、地元ともいえるクリーブランドで再度チャンピオンリングの獲得を目指します。
キャブスは今季FAとなったエースガードのアービングと5年90億円で再契約を交わしており、一時はレブロン獲得を断念?!といった報道も流れましたが、その後レブロン獲得のためにサラリー調整のトレードをおこない現役NO.1プレイヤーの呼び声高いレブロンジェームスのチームへの復帰を実現させました。
こうなってくると来季のキャブスにはさらに注目が集まります。
ここ3年間低迷するチームをなんとか盛り立ててきたアービングとレブロンのデュオだけでも鳥肌モノですが、今季のドラフ1位指名で獲得したウィギンスのプレイにも注目が集まります。
ルーキーイヤーから活躍といえるプレイを見せる選手はNBAでも数少ないですが、ウィギンスは15歳の頃から世界中で注目されているプレイヤーですし、ましてや見方にアービングとレブロンがいればと思うと今から楽しみで仕方ありません。
ポジション的にシューティングガードのウィギンスはレブロンと被りますが、ここ数年のレブロンはほぼどこでもいけるといっても過言ではないので、この3人が同じコートの上に立つことを見る機会も意外と少なくないかもしれません。
レブロンの加入でキャブスのチーム内でのパワーバランスが一気に変わることになりますが、アービングの更なる活躍にも期待が高まります。
得点能力の非常に高いポイントガードではありますが、よりゲームをコントロールをしながらさらに得点、アシストを量産するようなプレイがファンとしては見たいところです。
レブロンと同じチームでその力をいかんなく発揮できるポイントガードはおそらくNBAの中でも少なく、アービングはその少ないポイントガードの中の1人だと信じてやみません。
そのプレイに注目が集まりますが、スタッツにおいても昨シーズンの平均20得点、6アシストからどのように変貌していくのか非常に楽しみです。
もちろんバスケットも他のスポーツ同様に有能な選手を集めれば必ず強くなるといったわけではありませんが、この3人が同じチームでプレイすることに、始まる前から苦言を呈するバスケットファンも少ないでしょう。
レブロンがヒートへ移籍後、4年間プレイオフに進出していないキャブス。昨年はカンファレンス10位となっていますが、キングの復帰、ウィギンスの加入によりどこまでその成績を上げてくるのかシーズン中は目が離せないチームとなりそうです。
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