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富永啓生:世界で評価されるピュアシューター

 

富永啓生は愛知県出身のシューティングガードで、左腕から放つ深い位置からの3ポイントシュートを最大の武器とする選手です。

高校卒業後にアメリカへ渡り、短大を経てビッグテンカンファレンスのネブラスカ大学でエースに成長しました。

NBAドラフトでは指名を受けられなかったものの、2025年にレバンガ北海道へ加入すると加入1年目から日本人トップの得点力を発揮しています。

桜丘高校からアメリカ挑戦へ

富永は元日本代表の富永啓之氏を父に持ち、愛知県の桜丘高校で得点力を武器に頭角を現しました。

3年時の2018年にはウインターカップに出場し、準決勝の福岡第一戦では前半だけで31得点を記録するなど非凡な得点力を見せました。

 

 

高校卒業後は単身アメリカに渡り、テキサス州のレンジャー・カレッジに進学しました。

ここでNJCAAのセカンドチーム・オールアメリカンに選ばれる活躍を見せ、2021年秋からNCAAディビジョン1、ビッグテンカンファレンスのネブラスカ大学へ編入しています。

ネブラスカ大学でのエースへの成長とNBAドラフト挑戦

編入1年目は出場機会が限られていましたが、2022-23シーズンに先発起用されると平均得点は前年の5.7から13.1まで伸び、3ポイント成功率も40パーセントに達しました。

2月のペンシルベニア州立大学戦で自己最多30得点を記録した際には、NBAのステフィン・カリーがSNS上で称賛のコメントを寄せ、大きな話題になっています。

 

 

シーズン終了後にはNBAドラフトへのアーリーエントリーを発表し、インディアナ・ペイサーズとワークアウトを行いましたが、大学残留を選んで撤回しました。

最終学年となった2023-24シーズンはチームの中心選手として全米1位だったパデュー大学から白星をあげる試合で19得点を記録し、イリノイ大学戦では自己最多となる31得点を挙げています。

NCAAの3ポイントコンテストでも優勝し、チームをNCAAトーナメント出場に導きました。

 

 

この功績によりネブラスカ州から親善大使や「ネブラスカ提督」の称号も贈られています。

2024年のNBAドラフトではサクラメント・キングスとロサンゼルス・クリッパーズとワークアウトを行いましたが、指名は受けられませんでした。

Gリーグでの試練とレバンガ北海道加入

大学卒業後の2024年9月、富永はインディアナ・ペイサーズとエグジビット10契約を結びましたが翌日に解雇となり、10月にNBA下部のGリーグ、インディアナ・マッドアンツに加わりました。

プロ1年目となったGリーグでは出場機会に恵まれず、14試合で平均5.4得点にとどまり、本人も精神的な難しさを感じたシーズンだったと振り返っています。

 

 

2025年6月3日、より多くの出場機会を求めてB.LEAGUEのレバンガ北海道と4年契約を結びました。同年夏にはインディアナ・ペイサーズの一員としてNBAサマーリーグにも参加し、日本代表の河村勇輝や馬場雄大と共演する場面もありました。

B.LEAGUE加入1年目の2025-26シーズンは全60試合に先発出場し、日本人選手トップとなる平均19.5得点、2.5リバウンド、2.5アシスト、1.0スティール、3ポイント成功率35.6パーセントという成績を残しています。

 

 

この活躍を受けて2026年5月にはチームとの契約継続が発表され、2028-29シーズンまでの在籍が決まりました。

プレイスタイル

188センチのシューティングガードで、最大の武器は左腕から放たれる深い位置からの3ポイントシュートです。

オフバランスな体勢からでも高い確率で沈める技術があり、しばしばステフィン・カリーと比較されます。

大学時代はキャッチ・アンド・シュートが中心でしたが、年を追うごとにドライブやバックカットからのシュートも増え、得点パターンに幅を持たせています。

 

 

レバンガ北海道加入後はパスやゲームメイクの面でも成長を見せ、単純なシューターに留まらない選手へと変化しつつあります。

一方で体格面でのフィジカルの強さは課題として挙げられることがあります。

プロフィール

生年月日2001年2月1日 25歳
身長188cm
体重85kg
国籍日本

 

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