7月1日に解禁となったNBA、FA選手の各チームの交渉ですが、カーメロアンソニーに続きレブロン、ウェイド、ボッシュといったヒートのビッグ3もFAを宣言したことから様々な情報や憶測が飛び交い非常に興味深い状況となっています。
すべては7月10日の正式発表で明らかになりますが、それに先駆けて残留を決めた選手がそれに合意したとい報道がちらほらと出始めました。
その中に今シーズンのファイナルでも素晴らしい活躍をみせたスパーズのPミルズもスパーズとの再契約を3年で結び、来期からも連覇を目指すことが合意に至ったと報道がありました。
多くのファンがチームから出される以外、移籍はないだろうと考えていたと思われるので、その結果には「よかった」という声が多いですが、負傷中の肩の手術で完治まで7ヶ月ほどようすることも同時期に報道され、チームはそれも踏まえたうえで契約の意思を示しているので契約に問題はありませんが、8月末からおこなわれる世界選手権は欠場という残念な結果になってしまいました。
スパーズではベンチメンバーとして活躍するミルズですが、昨シーズンは、平均得点を2ケタに乗せ、プレイオフでも平均7.3得点とその存在感は誰もが知るところです。
特にファイナルでの活躍は目覚しく、一気に得点が離れるゲームが多かった2014ファイナルですが、そのオフェンスオプションの中に必ずといっていいほどミルズの3ポイントが絡んでいたのは間違いありません。
正確な3ポイントでファンを魅了するミルズですが、そのディフェンスも素晴らしくファイナルでもヒートのポイントガード、チャルマーズからオフェンスファールを誘うシーンも何度か見られましたし、ウェイドからもオフェンスファールをとったシーンは鮮明に記憶に残っています。
また、ベンチメンバーとしてベンチでの声もよく出していて、管理人が一番好きなのは、ファールを受けたりして見方が倒れこんだ時に誰よりも早く見方のところへ走っていく姿で、チームメイトとしては嬉しい限りでしょう。
ただ、プレイオフではジノビリが倒れた際に同じように誰よりも早く駆けつけたミルズでしたが、その前のオフェンスの動きが悪かったのかジノビリに少し怒られていて可愛そうでした・・・ジノビリが言っているのであればそうなのかなと思ってしまうのも・・・
話をFIBAの世界選手権に少し戻しますと、ミルズの出身国であるオーストラリアはFIBAランキングも現在9位と世界の中でも強豪国で、NBAプレイヤーはまだまだ少ないですがプロリーグもありますし今後さらにNBAのチームに入団するプレイヤーが増える可能性は高いです。
ミルズの欠場により大きな戦力ダウンとなることは間違いありませんが、チームの活躍に期待したいです。
ちなみに、FIBAランキング1位はもちろん?!アメリカで、ガソール兄弟も有名なスペインが2位、ジノビリのいるアルゼンチンが3位となっていますが、日本は35位となっていて意外にもサッカーよりも上にいます。女子は17位とさらに上位です。
アジアでは中国が12位とダントツで上位ですが、イラン、韓国、フィリピンなど日本よりも上位のチームは多いです。
オーストラリアはサッカーと違いアジア地区には入っていないようで、ミルズと日本人選手の対決も見てみたいですが、いなくてよかったと思うべきですかね・・・
サッカーのようにバスケットのワールドカップも日本のテレビなどで大きく報道され、様々な試合を手軽に見られる日が来ることを期待したいです。
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