バスケットボールをしたことがない方でも耳にしたことがあるNBAチームで、最も名前のあがるニューヨークニックス。
世界的な都市にかまえられたチームは、財政的にもNBAでロサンゼルスレイカーズと共に群を抜いてトップクラスです。
30代から40代の方はニックスといえばユーイングやパットライリーが思い浮かぶと思いますが、今でも現役バリバリの方は弱小チームという印象が強いかもしれません。
チーム成績
有名なスター選手も多く在籍していましたが、チームとしての成績はこれまでにNBAチャンピオンが2回だけと以外にもさびしいものとなっていて、その2回も今から52年以上も前の話です。
その後もユーイングの在籍した36年程前はプレイオフでもカンファレンスファイナルやファイナルに進出していますが、最近は出場自体も怪しいので、プレイオフに残れても1回戦を中々突破することが出来ません。
カーメロアンソニーという大エース移籍後、ポルジンギスへの負担が大きかったのかケガにより戦線離脱することになってしまいました。
フロント陣も様々
ブルズとレイカーズをチャンピオンに導いたフィルジャクソンをオフィシャルに迎えた時期もありましたが、思ったような結果が出ないまま辞任しています。
フィルジャクソンは9つのチャンピオンリングを持っている名将で、ニックスでプレイしたいたこともあるので多くの方が期待したと思われますが、名プレイヤーと名監督は違うと言われるように、監督とフロントもまた別物なのでしょう。
そのほかにも、あのアイザイアトーマスがオフィシャル、ヘッドコーチを務めていた時期もありましたが、その期間はとても成績が悪く、ガードプレイヤーばかりアイザイアトーマスが獲得していたという説もありますが、残念なものでした。
名プレイヤーイコール名監督ではないというのは誰の言葉なんですかね・・・恐ろしい名言です。
スパイクリーの存在
そしてニックスでどの選手よりも有名なのが、熱狂的なニックスファンである映画監督のスパイクリーです。
ド派手なオレンジ色のニックスカラーをさらっとファッションの中に取り込み、抜群のセンスでコートに一番近い席に陣取っています。
ニックスの選手に声をかけたり、相手選手に「トラッシュトーク」を仕掛けたり、ニックスというチームを心から愛してるのが伝わるファンの見本ともいえます(トラッシュトークなど行き過ぎた行為は真似しないように・・・彼だから許されている部分は多々あります。)
これほどファンに愛され、興行収入もLAと共にNBAトップと多くのファンが毎試合見に来ているチームなので、バスケットは勝利が全てじゃないですが、チャンピオンリングが今年は獲れるかもと毎年思わせてくれるチームであることを期待したいです。
2000年以降のチーム成績
シーズン | 勝 | 負 | プレイオフ |
2000-01 | 48 | 34 | ファーストラウンド |
2001-02 | 30 | 52 | |
2002-03 | 37 | 45 | |
2003-04 | 39 | 43 | ファーストラウンド |
2004-05 | 33 | 49 | |
2005-06 | 23 | 59 | |
2006-07 | 33 | 49 | |
2007-08 | 23 | 59 | |
2008-09 | 32 | 50 | |
2009-10 | 29 | 53 | |
2010-11 | 42 | 40 | ファーストラウンド |
2011-12 | 36 | 30 | ファーストラウンド |
2012-13 | 54 | 28 | カンファレンスセミファイナル |
2013-14 | 37 | 45 | |
2014-15 | 17 | 65 | |
2015-16 | 32 | 50 | |
2016-17 | 31 | 51 | |
2017-18 | 29 | 53 | |
2018-19 | 17 | 65 | |
2019-20 | 21 | 45 | 新型コロナウィルスの影響でシーズン短縮 |
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