ジャンプ力が上がるトレーニング方法

高いジャンプ

 

バスケットボール、バレーボール、ハンドボールなどジャンプ力を必要とする球技はとても多いです。

もちろんジャンプ力だけで活躍する選手になることは出来ませんが、ジャンプ力が高い方が有利というシーンは幾度となくあります。

ジャンプ力のトレーニング法については、様々な見解がありますが今回は東海大学の有賀誠司教授の、短期間でジャンプ力を伸ばしさらにそのジャンプ力を飛躍させるトレーニング方法をご紹介します。

ジャンプ力アップの勘違い

ストレッチ

 

まず有賀先生は、様々なジャンプ力アップにまつわる勘違いを指摘しています。

  1. ジャンプ力アップには縄跳びが効果的
  2. ジャンプ力を上げるにはストレッチが効果的
  3. 中学生以下はスクワットしない方がいい
  4. 下半身ではなく上半身を鍛える
  5. 筋力アップするよりも力を引き出すことが重要

これまでに教えられてきたことや、インターネットで得た知識などの中に当てはまる項目はあったでしょうか?!

それぞれ詳しい内容については、公式サイトで説明されています。

 

 

ジャンプ力を向上させる3つのポイント

有賀先生の考え方は、単純に高く飛ぶためのトレーニングではなく、そのジャンプ力をプレイに活かすことまで含まれています。

そのための3つのポイントが、

  1. 基盤となる筋力の強化
  2. ジャンプスキルの強化
  3. プレイへの適用

どんなスポーツでもそうですが、練習やトレーニングなくして技術が継続的に向上することはありません。

ジャンプ力も同様に、王道と言われるトレーニング方法でアップを目指します。

 

 

短期間でジャンプ力を上げ、長期目線でさらにアップする

ジャンプで悩んでいる方が、10~15cmでジャンプ力を上げるには短期間でも可能だと有賀先生は話しています。

そこからさらにトレーニングを続け、長期的にジャンプ力を養っていく方法も解説されています。

先程のジャンプ力を上げるためのポイントを3つともクリアーするとなれば、単純に短期間でジャンプ力を上げるトレーニングではないことがよく分かります。

そして、そのジャンプ力を試合に活かす練習も勿論大切です。

正しい方法で、試合で活躍できる選手を目指しましょう。

トレーニング内容

 

実際に紹介されているトレーニング内容の一部を挙げると、

  • ジャンプ力を上げるために必要な筋肉
  • ジャンプ力をプレーに繋げる方法
  • 正しいジャンプのフォームと筋肉
  • 人間の体の仕組み上、パワーが増強される現象
  • 人が持つバネの力を引き上げる

などなど、書ききれないほどの内容が収録されています。

 

 

有賀先生のプロフィール

有賀誠司

東海大学 健康学部 健康マネジメント学科 教授

1987年 東海大学大学院修士課程体育学研究科修了(体育学修士)
1988~1996年 ソニー企業株式会社アスレティックトレーニング研究所 所属
1996年 東海大学スポーツ医科学研究所助手
2008年 東海大学スポーツ医科学研究所教授
2018年 東海大学健康学部健康マネジメント学科教授(現在に至る)

学外からの業務委託や指導実績も豊富で、推薦者の顔ぶれも多岐に渡っています。

最後に

ジャンプ力は、生まれ持った能力と言われますが、同じくらいトレーニングで伸びるとも言われています。

ジャンプ力アップの研究を続けられてきた、有賀先生だからこそ辿り着いた指導方法がそこにはあります。

ジャンプ力アップで悩んでいる方、試合でもっと活躍したいと考えている方は是非参考にしてください。

 

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