様々な競技でメダルラッシュとなっているアジア大会2014ですが、日本男子バスケットボールが3位決定戦でカザフスタンに競り勝ち20年振りのメダルを獲得しました。
1次予選でカタールに競り負けた日本代表は2次予選でアジアの強豪イラン、中国と同組みになる厳しい状況となりましたが、イランには敗れたものの中国に競り勝ち、決勝トーナメント進出を決めました。
準決勝からおこなわれる決勝トーナメントで開催国の韓国と対戦した日本でしたが、63-71で惜しくも敗れ決勝進出でのメダル確定とはいきませんでした。
皮肉にも前大会同様の準決勝で韓国に敗れるという結果となり、今大会では女子も準決勝で韓国に敗れています。
3位決定戦ではカザフスタンに76-72と競り勝ち、見事に20年振りのメダルを手にしました。
中国戦の勝利がすべてと言ってもよさそうな今大会でしたが、昨今のアジア大会での不調、FIBAワールドカップの結果を受けて世界ランキングが35位⇒46位と急落した後の大会だけにこの結果は大きなものとなりそうです。
中国は世界ランキング14位ですから相手のメンバーがどれほどフルに近いものなのか定かではありませんが、大金星と言えるのではないでしょうか?!
アジア圏の中でも8位とランキングが低い日本ですが、世界大会に出場するためにはアジア圏で3位以内に入らなければほぼ無理なので、今大会のような結果を世界大会の予選でも残しアメリカやスペイン、アルゼンチンなどの世界の強豪と世界大会で対戦し、その経験を活かしてまた強くなるようなチームになってほしいです。
バスケット経験者ですらあまり興味を持たない日本バスケットではありますが、日本人の中では限りなく上手いプレイヤーの集まりですし、今後アメリカにこだわらない海外での活躍にも期待したいところです。
また、女子日本代表も3位決定戦で台湾に61-59と競り勝ち見事に男女ともメダル獲得となっています。
優勝国は男女共に韓国となっていて、開催国のホームコートアドバンテージを活かした結果となりました。
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