予選リーグ開始から2連勝と国内での注目も集まり始めた日本女子バスケット代表。
予選リーグ第3戦はトルコに敗れ初黒星となりましたが、第4戦はオーストリアと対戦しました。
バスケットファンでも女子の世界事情を詳しく知っている方はそれほど多くないと思われますが、オーストラリアはオリンピック前の段階でアメリカに次ぎ世界ランキング2位の強豪国です。
そんな世界の強豪相手に日本女子は素晴らしいゲームを見せてくれました。
序盤から接戦となったゲームは前半を終えて50-48で日本がリードして折り返します。
バスケットで日本が世界ランク2位の相手に前半をリードし折り返すということがどれほどのことなのかは皆さんご存知でしょう。
そして、さらに第3クォーターで突き放し71-59の12点リードとします。
多くの方がオリンピックでの歴史的な勝利に期待を寄せましたが、自力で勝るオーストラリアが残り3分辺りで逆転し、その後日本も追いすがりますが結果的に92-86の6点差でオーストラリアが勝利しています。
いやはや、「惜しかった」という言葉以外見つかりませんが、日本女子のバスケットは世界上位のチームにも十分に通用すると選手たちが教えてくれました。
素晴しいゲームに感動したバスケットファンは管理人だけではないでしょう。
オーストラリアに負けはしましたが、予選最終戦を残し日本女子の決勝トーナメント進出が決定したもようです。
現在の順位表は以下の通りです。
順位 | 国 | ポイント |
1 | オーストラリア | 8 |
2 | フランス | 7 |
3 | 日本 | 6 |
4 | トルコ | 6 |
5 | ベラルーシ | 5 |
6 | ブラジル | 4 |
勝利すると2ポイント、負けても1ポイント加算される仕組みです。
決勝トーナメントへは上位4チームが進出できます。日本の最終戦の相手はフランスとなっているので勝利することが出来れば予選リーグでの順位が上がり決勝トーナメント初戦の相手が逆リーグの下位チームとなるので何とか勝利に期待したいところです。
決勝トーナメントは8チームでおこなわれるため、初戦に勝利すれば一気にメダルの可能性も出てきます。
逆リーグの現在の上位4チームは順にアメリカ、カナダ、スペイン、中国となっていて、いずれも強豪ですが、やはりアメリカは別格でしょう。
日本女子の決勝トーナメント進出が決定したことでより多くゲームが見れることは間違いないので地球の反対側のリオまで届くくらいの応援をしたいものです。
コメント