2026年4月、ドック・リバースが引退を発表しました。
64歳。27シーズンをNBAのベンチで過ごした男が、静かにコートを去りました。
別れを告げた指揮官
辞任は4月13日のことでした。今シーズンのバックスは32勝50敗。プレーオフへの連続出場記録も9年で途絶えました。
チームとしては失敗に終わったシーズンでしたが、リバース個人の去り際に迷いはありませんでした。
「ミルウォーキーでの時間を心から愛していました」。退任声明でそう述べ、感謝を言葉にしました。
5球団、1,194勝
コーチングキャリアはオーランド・マジックから始まりました。1999年のことです。
その後、ボストン・セルティックス、LAクリッパーズ、フィラデルフィア・76ers、ミルウォーキー・バックスと渡り歩き、通算成績は1,194勝866敗に達しました。
レギュラーシーズン通算勝利数はNBA歴代6位、プレーオフ通算勝利数は歴代4位です。
2000年にNBA最優秀コーチ賞を受賞。
2008年にはセルティックスをNBAチャンピオンへ導きました。
2024年12月にはバックスをNBAカップ優勝に導き、晩年においても結果を出しました。
2026年4月にはバスケットボール殿堂入りコーチとして発表され、8月に正式に表彰されます。
「孫に会いに行く時間だ」
引退の予兆は、シーズン中から見えていました。「孫が7人いて、全員8歳以下です。学校の祖父母参観日に毎回行けないのがつらい」とリバースは語っていました。
言葉に飾りはありませんでした。
27シーズン。5球団。1,194勝。数字が全てを語っています。


















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