バスケットに限らずスポーツの試合中、審判に抗議をしているシーンを何度も見ます。
誤審なのか審判のせいにしているのか定かではありませんが、バスケットにおける審判との付き合い方について見ていきたいと思います。
バスケットにおける審判の重要性と難しさ
どんなスポーツにおいてもルールは必要不可欠であり絶対的な存在ですが、バスケットボールに関してもルールは非常に重要で、しっかりとルールが守られなければ俗にいう面白くないバスケットになってしまいます。
そのルールをさばくのが審判ですが、どのスポーツでも誤審というものがあり、バスケットボールも例外ではありません。
特にファールの基準は審判ごとというか選手ひとりひとりでも認識が違う部分があり、これをこうしたらファールという明確なものがざっくばらんにはあるものの、細かい基準は人それぞれと言っても過言ではないほどです。
大きな選手が空中でプレイするバスケットでは、ボールと手と体の接触全てを審判は見なくてはいけないので「見えない」といったことが多々あるのは事実です。
また、コート上には5人の選手がいてどうしてもボールを中心に見るので死角になる部分はあり、審判は2人いますが全てを見るというのは、はっきりいって無理です。
世界最高リーグのNBAや世界大会、Bリーグでは審判を3人配置していますが、それでも1試合で選手やベンチが審判にクレームをつけるシーンは何度も見ます。
バスケットではそれくらい「どちらともいえる」というプレイが多いのです。
バスケットの審判の資格
日本のバスケット協会の審判公式資格は日本公認、A級、AA級の三つのみで、公認審判が6500人ほど、A級審判が200人ほど、AA級が100人ほどと全国大会など余程上の大会に行かない限り資格をもった審判にふかれることありません。
地区大会や県大会でそれ以外のバッチをつけている審判は、未公認であり、県の公認や連盟の公認をもっている審判ということになります。
※2016年にライセンス制度が変更になっています。詳しくは公式サイトから。
ここで言いたいのは資格を持っていない審判がどうのこうのということではなく、審判の資格をとるということはとても難しいことで、それは審判の資格をとるのが難しいのではなく、バスケットボールの試合を正確に吹くことがとても難しいということです。
もちろん誰が見てもファールやトラベリングといったのをふけないのは論外ですが、どちらともいえないととれるプレイは流されると思ってプレイしたほうがよりよい成績が残せるのは事実です。
審判のせいにしない
あなたが相手ディフェンスを振り切れずシュートを決められないのは、審判のせいなのでしょうか?!
自分では止められたとわかっていながら、審判に文句を言っている人はいないでしょうか?!
接触されないだけの技術やスピード、シュート時の接触でも決めきるタイミングやタフネスを身につけましょう。
ジャッジは覆らない
審判がファールといって覆ったことを見たことがありますか?
管理人はありません。
ペネトレイトしていって接触して笛が鳴らなかったときにクレームをいってファールにしてもらったことはありますか?
自分がテクニカルファールをもらったことしか管理人はありません。
どれだけ文句を言ってもジャッジは覆らないのです。
そうであれば、切り替えて全力でディフェンスに戻ったり、もう一度次のプレイを頑張った方が勝利に近づけますし、個人的にもいいプレイが出来ます。
実際にオフェンスで攻めた時にファールをとってもらえず、審判に文句を言っている間に速攻で点を取られ、終わってみれば1点差で負けてたというゲームを何度も見ています。
オフェンスとディフェンスの切り替えが重要とされるバスケットですが、メンタル的にも切り替えがとても大切です。
※昨今各国のプロリーグではコーチチャレンジが導入されており、今後世界大会などにも普及していく可能性があります。
ワンプレイでゲームを捨てることのないように
審判にクレームをつけるどころかその後もずっといらいらしたり、怒っているプレイヤーを見かけることがありますが本当にもったいないです。
なにひとついいことがないと言い切れるくらいの行動で、プレイは荒っぽくなり正確さを欠きます。
NBAであれば早々に交代させるどころかトレードの対象にもなるでしょう。
どのスポーツでもメンタルの部分はとても重要ですが、審判のジャッジに不満でゲームを捨てるというのはナンセンスだと思いませんか?
バスケットボールの神様マイケルジョーダンでもクレームはつけるので、本気でやればやるほど納得いかないことがあるのは事実です。
しかし、戦っている相手を間違えるのではなく審判に文句をいっている暇があったら次のプレイに移り、自分の最大限のパフォーマンスでバスケットをより楽しみたいものです。
審判も人間ですので、言い過ぎて目をつけられると下の動画のようなことが起こっても不思議ではありません。
コメント
レベルが低い考察だと思います。
審判のファールの線引の確認や、相手に対しても同じようにファールを取ってもらうためにも、審判に抗議し、話し合う行為は必要かと思います。
何も言わないのが美徳。沈黙は金なんて、日本の悪しき風習です。
ご意見ありがとうございます。参考にさせていただきます。
バレーボールや、テニスのようにチャレンジシステムを導入するべきだと思いませんか?
匿名さん
コメントありがとうございます。
NBAでは導入されているので、今後学生の大会でもそのような動きもあるかもしれません。
しかし、1試合にチャレンジできる回数も限られているので、基本的には互いにリスペクトしながらゲームをつくっていくのが理想ではないでしょうか。
放映を観ていると、人間がジャッジを行うスポーツでは無い。余りにも道理が通らない判定が多すぎる。ファウルの定義が不明すぎる。審判の能力に問題が、有るのではないか。
審判自身が自分がジャッジをした試合は全てスローモーションで確認して、ファウルの定義に則った判定を行ったのか、反復復習を義務とするようにしたら良い。
観戦をすると審判に対する不信しか残らない。
人工知能が判定を行う仕組みを構築すべきだ。
くすこう様
コメントありがとうございます。
人工知能が全て完璧にジャッジをする時代が確かに来るかもしれません。
現状ではカメラリプレイやチャレンジ制度が精一杯でしょうか。
ルールの定義は、リーグ内では統一されているように感じます。
確かにNBAと日本の高校生ではルールが異なるようにも感じますが・・・
審判の方へのリスペクトも忘れてはいけない大切な部分です。
とっとと審判はAIに変われよ
主役は選手だ!あくまで審判は脇役なのを自覚しろ!
確かにジャッジの問題は深刻化していますが、審判にも敬意を払いプレイするべきだと管理人は考えています。
リプレイも多く採用され、より精密にゲームの勝敗が決まって欲しいという思いに違いはありません。
胸が痛いです