理想的なパワーフォワードの1人、カルロスブーザー

 

カルロス・ブーザー

2014-15シーズンから新たにロサンゼルスレイカーズでプレーすることとなったカルロスブーザーは、2002年のNBAドラフト2巡目全体35位でクリーブランドキャバリアーズへ入団しました。

オールスター出場経験のあるカルロスブーザーが2巡目というのも驚きですが、2002年のドラフトでは1位にヨウメイがいるもののその後ブーザーのように長く活躍したプレイヤーが非常に少ないのも印象的です。

世間の評価では逆に、ドラフト下位指名にしては初年度から活躍した方というものだったようです・・・

ルーキーイヤーからシリーズ平均10.0得点、7.5リバウンド、フィールドゴール確率52.6%とルーキーのインサイドプレイヤーとして素晴らしい成績を残します。

翌年にはさらにそのスタッツを伸ばし、契約期間の終了と共にユタジャズへ移籍しました。

今でもジャズの印象が強いというファンの方も少なくないと思われますが、ジャズでの活躍が2度のオリンピック出場、NBAオールスターゲーム出場などブーザーのNBAでのポジションを築いたことは間違いありません。

 

 

ジャズへ移籍したブーザーはそのスタッツを更に伸ばし移籍後3シーズン目(2006-07)で念願のプレーオフ出場を果たします。カンファレンスファイナルでその年チャンピオンとなったスパーズに敗れますが2006-07シーズンより昨シーズンまでブーザーの在籍したチームは全ての年でプレーオフに進出しています。

ジャズでの契約期間終了に伴いFAとなったブーザーは、2010-11シーズン前に昨シーズン(2013-14)までプレーしたシカゴブルズへ移籍します。

デリックローズやノアなど有能な選手に加えてブーザーの屈強なインサイドプレーはイースタンカンファレンスで躍動し、移籍後初年度からカンファレンスファイナルへと進出しますが、マイアミヒートで新たに形成されたBIG3の前に敗れファイナル進出とはなりませんでした。

翌年には更なる期待がブルズに寄せられましたが、デリックローズがプレーオフファーストラウンドで故障し、昨シーズンまで完全復活することはなかったのでチームも2010-11シーズン以上の成績はその後残せていません。

また、ブーザー自身もジャズ在籍時のときのように平均20得点2桁リバウンドなどの突出した成績も残せておらず、特徴的とも言えたフィールドゴール確率もここ2シーズンは5割を切っています。

 

 

チーム事情というものがあるので一概にはスタッツで判断することはもちろんできず、若い選手が多いチームで経験豊富なブーザーがより裏方に回ったという印象も強いです。

2つめの動画を見ても分かるとおり気迫を前面に出し、しつこく粘り強いインサイドプレーとディフェンスでゲームを引っ張っているブーザーはガードやヘッドコーチからすると理想的なパワーフォワードと言えますね。

昨今ではパワーフォワードでも3ポイントまで打てる選手が世界中にいますが、ブーザーはNBA12シーズンの中で14本しか3ポイントを放っていません(成功したのは1本・・・)。もちろんシュートレンジは広いにこしたことはないんでしょうが、勝負どころでアウトサイドシュートを放つインサイドプレイヤーも最近は多いですからブーザーのようなプレイヤーには味を感じますね。

シリーズ平均でフィールドゴール確率が5割を切ったのは3度のみで最高確率が56.2%というのも納得です。独特のシュートフォームですが、意外と?!ベースラインのシュートはとても確率が高いのも印象的ですね。

今シーズン(2014-15)からレイカーズへ移籍しコービーブライアント等と共にプレーしますが、昨シーズンチーム歴代最低勝率をマークしたレイカーズをどのようにインサイドから支えていってくれるのかとても楽しみなところです。

 

 

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